Veritas NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 9.0 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup の新しい拡張と変更について
- NetBackup 9.0 の新機能、変更点、拡張機能
- メディアサーバーを廃止した後の不正なメディアサーバーの防止
- Web UI での HSTS の有効化
- NetBackup Web UI での NDMP ポリシー管理
- SQL Server インスタントアクセスとユニバーサル共有用の Samba ユーザーの設定
- NetBackup 9.0 の RESTful API
- SAML ユーザーに対する API キーのサポート
- 今後のリリースで非推奨になる Oracle インスタンスグループおよび nboradm コマンド
- RBAC の機能強化
- 終了日時が 2038 年を超える保持期間
- NetBackup イメージの新しい無制限の値が与える OpsCenter のカスタム SQL クエリーの構築への影響
- Nutanix AHV VM を保護する BigData ポリシーの廃止
- Microsoft Azure Archive 内のバックアップからのリストアについて
- NAS-Data-Protection ポリシーの[チェックポイントの間隔: (分) (Take checkpoints every __ minutes)] 属性のサポート
- NAS-Data-Protection ポリシーでのアクセラレータの無効化
- NetBackup 9.0 のサポートの追加および変更点
- MongoDB 4.2 のサポート
- 管理対象ディスクを備えた Azure Stack のサポート
- 将来のリリースで廃止される予定のいくつかのシャットダウンコマンド
- 無制限の有効期限変換
- NetBackup 9.0 のインストール後またはこのバージョンへのアップグレード後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新する
- Cloud Catalyst の NetBackup からの削除
- Qumolo ストレージアレイのサポート
- Dell EMC PowerScale (Isilon) ストレージアレイのサポート
- VMware エージェントレスリストアの制限されたリストアモード
- Windows ユーザーアカウント制御 (UAC) の VMware エージェントレスサポート
- Veritas Smart Meter は Veritas Usage Insights へ
- NetBackup 9.0 以降での OpsCenter からの OpsCenter Agent と重複排除機能の削除
- 操作上の注意事項
- NetBackup 9.0 の操作上の注意事項について
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup サービスを起動すると Solaris プラットフォームで警告が生成されることがある
- NetBackup Messaging Broker (mqbroker) が実行されている場合でも、サービスのリストに表示されない
- バックアップが状態コード 2074「ディスクボリュームが停止しています」で失敗する
- NAS-Data-Protection ポリシーのルート (「/」) フォルダのリストアが失敗する
- BigData ポリシーを使用する作業負荷のバックアップが失敗する
- BigData ポリシーを使用する作業負荷で子バックアップジョブがキューに投入された状態になることがある
- 非 WORM 対応のストレージから NetBackup がイメージを期限切れにしようとすると、ジョブの詳細にエラーが表示される
- NetBackup CA の移行またはアップグレードの開始時における NetBackup Web サーバー証明書の更新の失敗
- リソースグループ名にピリオド (.) が含まれると Microsoft Azure のバックアップが失敗する
- 子ジョブが失敗した、または取り消された場合に、SLP がマルチストリームバックアップを再試行しない
- デバイスツリーに表示されている古いデバイス
- 一時デバイスがファイルシステム資産として一覧表示される
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup Web UI からグローバル NDMP クレデンシャルオプションが利用できない
- NetBackup Web UI 機能のブラウザ間の相違点
- NetBackup Web UI でのセキュリティイベントリストの検索の制限事項
- NetBackup 9.0 がサポートするアクセス制御方式
- X フォワーディングを使った NetBackup 管理コンソールの起動が特定の Linux プラットフォーム上で失敗することがある
- NetBackup 管理コンソールの X フォワーディングで断続的に問題が発生する
- Solaris 10 Update 2 以降がインストールされている Solaris SPARC 64 ビットシステムで簡体中国語 UTF-8 ロケールを使用すると、NetBackup 管理コンソールでエラーが発生する
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドの操作上の注意事項
- NetBackup と Veritas CloudPoint に関する操作上の注意事項
- CloudPoint CFT のアップグレード
- CloudPoint ホストで機能していないプロセスが続行する
- スナップショットジョブが例外のために失敗する
- スナップショットを削除しても NetBackup Web UI に表示される
- ターゲットパスを削除して再作成すると個別リストアが失敗する
- Gov クラウドまたは中国地域でパブリッククラウドがサポートされない
- AWS マーケットプレース AMI から作成されたインスタンスでインデックス付けがサポートされない
- 一貫したホストスナップショットが失敗する場合がある
- [認証方式 (Authentication Method)]フィールドに空白が表示された IAM ロールを持つ AWS プラグインの構成
- MongoDB のスナップショットの作成ジョブがフリーズする場合がある
- ジョブの実行中にクラウドプラグインを更新するとジョブが失敗する
- ユーザーとパスワードの両方が更新されると権限拒否エラーが発生する
- Google Cloud Platform の異なるソースおよびターゲットゾーンがサポートされない
- 壊れたファイルシステムが検出される
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup Deduplication に関する注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Client の操作上の注意事項
- NetBackup 仮想化の操作上の注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup イメージの新しい無制限の値が与える OpsCenter のカスタム SQL クエリーの構築への影響
NetBackup 9.0 以降では、NetBackup イメージが期限切れにならないことを示す無制限の値が 2147483647 から 32535212400 に変更されます。
これらの値に相当する OpsCenter の値は、NetBackup の古い無制限 (2147483647) では値 143667764470000000 で、NetBackup の新しい無制限 (32535212400) では 447545052000000000 になります。
無制限の値 | NetBackup | OpsCenter | ISO-8601 |
|---|---|---|---|
旧 | 2147483647 | 143667764470000000 | 2038-01-19T03:14:07.000Z |
新規 | 32535212400 | 447545052000000000 | 3000-12-31T23:00:00.000Z |
この無制限の値の変更は、NetBackup イメージの OpsCenter データ収集に影響します。OpsCenter が NetBackup マスターサーバー 9.0 以降で監視またはレポートを行う場合、次の OpsCenter データベース列について、無制限を示す値は新しい無制限の値 447545052000000000 になります。
domain_Image テーブルの expirationTime、resumeExpiration、tirExpiration
domain_ImageCopy テーブルの expirationTime
domain_ImageFragment テーブルの expirationTime
domain_SLPImage テーブルの requiredExpirationDate
カスタム SQL クエリーで、古い無制限の値 (143667764470000000) を持つこれらのデータベース列のいずれかを使用する場合は、NetBackup マスターサーバー 9.0 以降に対して新しい無制限の値 (447545052000000000) を使用してクエリーで「OR」を使用することを検討する必要があります。
古い無制限の値は、9.0 より前のマスターサーバーでは変更されないことに注意してください。このため、OpsCenter が 9.0 より前のマスターサーバーでのみ監視またはレポートを行う場合、無制限値の変更は OpsCenter 9.0 以降に影響しません。
詳しくは、『NetBackup OpsCenter 管理者ガイド』を参照してください。