Veritas NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 9.0 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 9.0 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドの操作上の注意事項
- NetBackup と Veritas CloudPoint に関する操作上の注意事項
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup Deduplication に関する注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Client の操作上の注意事項
- NetBackup 仮想化の操作上の注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup イメージの新しい無制限の値が与える OpsCenter のカスタム SQL クエリーの構築への影響
NetBackup 9.0 以降では、NetBackup イメージが期限切れにならないことを示す無制限の値が 2147483647 から 32535212400 に変更されます。
これらの値に相当する OpsCenter の値は、NetBackup の古い無制限 (2147483647) では値 143667764470000000 で、NetBackup の新しい無制限 (32535212400) では 447545052000000000 になります。
無制限の値 | NetBackup | OpsCenter | ISO-8601 |
---|---|---|---|
旧 | 2147483647 | 143667764470000000 | 2038-01-19T03:14:07.000Z |
新規 | 32535212400 | 447545052000000000 | 3000-12-31T23:00:00.000Z |
この無制限の値の変更は、NetBackup イメージの OpsCenter データ収集に影響します。OpsCenter が NetBackup マスターサーバー 9.0 以降で監視またはレポートを行う場合、次の OpsCenter データベース列について、無制限を示す値は新しい無制限の値 447545052000000000 になります。
domain_Image テーブルの expirationTime、resumeExpiration、tirExpiration
domain_ImageCopy テーブルの expirationTime
domain_ImageFragment テーブルの expirationTime
domain_SLPImage テーブルの requiredExpirationDate
カスタム SQL クエリーで、古い無制限の値 (143667764470000000) を持つこれらのデータベース列のいずれかを使用する場合は、NetBackup マスターサーバー 9.0 以降に対して新しい無制限の値 (447545052000000000) を使用してクエリーで「OR」を使用することを検討する必要があります。
古い無制限の値は、9.0 より前のマスターサーバーでは変更されないことに注意してください。このため、OpsCenter が 9.0 より前のマスターサーバーでのみ監視またはレポートを行う場合、無制限値の変更は OpsCenter 9.0 以降に影響しません。
詳しくは、『NetBackup OpsCenter 管理者ガイド』を参照してください。