NetBackup™ for DB2 管理者ガイド

Last Published:
Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)
  1. NetBackup for DB2 の概要
    1.  
      NetBackup for DB2 の機能
    2. NetBackup for DB2 の概要
      1.  
        NetBackup for DB2 コンポーネントについて
      2.  
        NetBackup for DB2 の用語について
  2. NetBackup for DB2 のインストール
    1.  
      NetBackup for DB2 のインストールの計画
    2. オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性の確認
      1.  
        NetBackup サーバーおよびクライアントの要件
      2.  
      3.  
    3.  
      NetBackup for DB2 のライセンス
    4. ログアーカイブについて
      1.  
        VENDOR アーカイブ方式の使用
      2.  
        UserExit アーカイブ方式の使用
    5.  
    6.  
      新しい DB2 インスタンスの追加について
  3. NetBackup for DB2 の構成
    1.  
      NetBackup for DB2 の構成の概要
    2.  
    3. DB2 用のバックアップポリシーの構成について
      1.  
        NetBackup for DB2 ポリシーの追加
      2.  
        ポリシー属性について
      3.  
        ポリシーへのクライアントの追加
      4.  
        NetBackup for DB2 クライアント用のプライマリサーバーの指定
      5.  
        構成ファイルのバックアップを行うためのポリシーの構成
      6.  
        [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の構成
      1.  
        バックアップスケジュールおよびスクリプトについて
      2.  
        バックアップ対象リストへのスクリプトの追加
    4.  
      アプリケーションバックアップスケジュールの構成
    5.  
      アプリケーションバックアップスケジュールの例
    6.  
      自動バックアップスケジュールの構成
    7.  
      自動バックアップスケジュールの例
    8.  
    9.  
      NetBackup for DB2 のバックアップ形式
    10.  
      手動バックアップの実行
    11.  
      自動検出されたマッピングの確認
    12. UserExit プログラムを使用したアーカイブログファイルのバックアップについて
      1.  
        バックアップウィンドウで表示される DB2 オブジェクト
      2.  
        アーカイブログのバックアップを行うためのポリシーの構成
      3.  
        アーカイブログをアーカイブするためのポリシーの構成
    13. 実行時環境の構成
      1. UserExit プログラムで使用する場合の db2.conf ファイルの作成
        1.  
          ARCFUNC SAVE を使う db2.conf ファイルの例
        2.  
          ARCFUNC COPY を使う db2.conf ファイルの例
      2. db2.conf ファイルの作成 (VENDOR 方式)
        1.  
          db2.conf ファイルの例 (VENDOR 方式)
      3. クラスタ環境での bp.conf ファイルの構成
        1.  
          プライマリ bp.conf ファイルの構成
        2.  
          ユーザーの bp.conf ファイルの構成
      4.  
        db2.conf ファイルのキーワード
      5.  
        NetBackup for DB2 の構成変数
      6.  
        NetBackup for DB2 用 NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成
    14. NetBackup for DB2 のシェルスクリプトについて
      1. DB2 スクリプトの手動での作成
        1.  
          DB2 バックアップおよびインストールスクリプトの修正
        2.  
          スクリプトパラメータ
      2.  
        NetBackup シェルスクリプトの格納について
  4. DB2 のバックアップおよびリストアの実行
    1.  
      NetBackup for DB2 のバックアップの概要
    2.  
      NetBackup プライマリサーバーからのバックアップについて
    3. ユーザー主導バックアップ
      1.  
        DB2 を使ったユーザー主導バックアップの実行
      2.  
        BACKUP DATABASE コマンドのオプション
    4.  
      bplist を使った DB2 バックアップイメージの表示について
    5. データベースのリストアを実行します
      1. DB2 を使用したリストアの実行
        1.  
          DB2 データベースのリストアおよびリカバリ: 指定されたカタログ名の使用
        2.  
          DB2 データベースのリカバリ: 最も簡単な例
        3.  
          DB2 データベースのリカバリ: アーカイブログのリストア
        4.  
          RESTORE DATABASE コマンドのオプション
    6. 代替リストアについて
      1.  
        代替リストア用のプライマリサーバーの準備
      2.  
        クライアント上での代替リストアの実行
      3.  
        トランザクションログのリストア
    7.  
      バックアップイメージの直接の期限切れの回避について
  5. NetBackup for DB2 を併用した Snapshot Client の使用
    1.  
      Snapshot Client 機能を併用する NetBackup for DB2
    2. Snapshot Client を併用した NetBackup for DB2 の操作について
      1.  
        Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 のバックアップ処理のシーケンスについて
      2.  
        Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 のリストア処理のシーケンスについて
      3.  
        拡張バックアップ方式でサポートされるデータベースオブジェクトについて
      4.  
        複数ストリームおよび DB2 スナップショットバックアップについて
      5.  
        シンボリックリンクと DB2 バックアップおよびリストアについて (UNIX)
      6.  
        NetBackup for DB2 のストリームベースの処理
      7.  
        NetBackup for DB2 のファイルベースの処理
      8.  
        例: DB2 スナップショットバックアップの複数セッション
    3.  
      NetBackup for DB2 による Snapshot Client の構成について
    4.  
      NetBackup for DB2 のスナップショットバックアップの構成要件
    5.  
      NetBackup for DB2 のスナップショットポリシーの構成
    6.  
      スナップショットポリシーの db2.conf の設定について
    7. スナップショットバックアップからの NetBackup for DB2 のリストア
      1.  
        NetBackup for DB2 スナップショットバックアップからの個々のファイルのリストアについて
      2.  
        NetBackup for DB2 でのスナップショットロールバックを使用したボリュームおよびファイルシステムのリストアについて
      3.  
        NetBackup for DB2 で指定した時点への SnapVault バックアップからのロールバックリストアの実行 (UNIX)
      4.  
        コマンドラインからのスナップショットロールバックリストアの実行
      5.  
        NetBackup for DB2 ロールバックリストアのトラブルシューティング
    8. UNIX の NetBackup for DB2 Block Level Incremental バックアップの構成について
      1.  
        BLI と NetBackup for DB2 の連携方法 (UNIX)
      2.  
        Storage Checkpoint 機能と NetBackup for DB2 について
      3.  
        NetBackup for DB2 の BLI バックアップの構成要件
      4.  
        NetBackup for DB2 クライアントでの Storage Checkpoint の構成
      5. NetBackup for DB2 を使用した BLI バックアップポリシーの構成
        1.  
          NetBackup for DB2 BLI バックアップ形式について
      6.  
        NetBackup for DB2 を使う BLI 増分バックアップオプション
    9. Snapshot Client の影響について
      1.  
        Snapshot Client ソフトウェアがバックアップ形式にどのように影響するか
      2.  
        Snapshot Client ソフトウェアがスケジュールプロパティにどのように影響するか
      3.  
        Snapshot Client ソフトウェアがスクリプトにどのように影響するか
    10.  
      Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 バックアップの実行
    11.  
      Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 リストアの実行
  6. NetBackup for DB2 のトラブルシューティング
    1.  
      NetBackup のデバッグログとレポート
    2.  
    3.  
      デバッグログの手動での有効化 (Windows) (NetBackup for DB2)
    4.  
      デバッグログの手動での有効化 (UNIX) (NetBackup for DB2)
    5. NetBackup for DB2 のログファイルについて
      1.  
        Windows データベースクライアントの bphdb ディレクトリについて
      2.  
      3.  
    6.  
    7.  
    8.  
      大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
    9.  
      データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
    10.  
      NET_BUFFER_SZ ファイルを使ったリストア速度の改善
    11.  
      アクティビティモニターでのリストアの失敗の誤った通知について
    12.  
      エラーメッセージコードについて
  7. 付録 A. DB2 EEE (DPF) 環境用の構成
    1.  
      DB2 EEE (DPF) 環境のインストールと構成の概要
    2.  
      EEE 環境での NetBackup for DB2 の構成
    3.  
      DB2 EEE 環境用の NetBackup ポリシーの追加
    4.  
      DB2 EEE 環境でのアーカイブログのバックアップ
    5.  
      DB2 EEE 環境用の DB2 スクリプトの作成
  8. 付録 B. SAP® を併用した NetBackup for DB2 の使用
    1.  
      SAP を併用した NetBackup for DB2 について
    2.  
      DB2 UserExit プログラムのインストール
    3.  
      SAP によって使われる DB2 データベースのバックアップとリストア
    4.  
      SAP によって使われる DB2 ログファイルのアーカイブとリストア
    5.  
      SAP ファイルのバックアップ
  9. 付録 C. 承認を受けた場所の登録
    1.  
      NetBackup データベースのスクリプトベースポリシーで使用する承認を受けた場所の登録

自動検出されたマッピングの確認

特定のシナリオでは、NetBackup ホストは他のホストと特定の名前を共有したり、クラスタに関連付けられた名前が付けられたりします。NetBackup for DB2 で正常にバックアップおよびリストアを実行するには、NetBackup によってお使いの環境から検出されたすべての有効な自動検出されたマッピングを承認しておく必要があります。または、マッピングを手動で追加します。

クラスタの自動検出されたマッピングの承認を参照してください。

ホスト名の手動マッピングを参照してください。

複数のホスト名がある構成の例は、次のとおりです。

  • ホストが完全修飾ドメイン名 (FQDN) および短縮名または IP アドレスに関連付けられる

これらのマッピングは、NetBackup Web UI の[セキュリティ (Security)]、[ホストマッピング (Host mappings)]ノードで構成されます。マッピングを管理する nbhostmgmt コマンドも使うことができます。詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』『NetBackup Web UI 管理者ガイド』を参照してください。

クラスタの自動検出されたマップ
クラスタの自動検出されたマッピングの承認

クラスタの自動検出されたマッピングを承認するには

  1. NetBackup Web UI で、[セキュリティ (Security)]、[ホストマッピング (Host mappings)]の順に展開します。
  2. [承認するマッピング (Mappings to approve)]タブをクリックします。

    お客様の環境のホストが一覧表示されるほか、これらのホストに対して NetBackup によって検出されたマッピングまたは追加のホスト名が一覧表示されます。ホストには、マッピングごと、またはマッピングに関連付けられている名前ごとに 1 つのエントリがあります。

    たとえば、ホスト client01.lab04.comclient02.lab04.com で構成されるクラスタの場合は、次のエントリが表示されます。

    ホスト

    自動検出されたマッピング

    client01.lab04.com

    client01

    client01.lab04.com

    clustername

    client01.lab04.com

    clustername.lab04.com

    client02.lab04.com

    client02

    client02.lab04.com

    clustername

    client02.lab04.com

    clustername.lab04.com

  3. ホストの名前をクリックします。
  4. 検出されたマッピングを使用する場合は、ホストのマッピングを確認して[承認 (Approve)]をクリックします。

    たとえば、次のマッピングが client01.lab04.com で有効な場合は、それらのマッピングを承認します。

    自動検出されたマッピング

    名前が有効なホスト

    client01

    クライアントの短縮名

    clustername

    クラスタの仮想名

    clustername.lab04.com

    クラスタの仮想名の FQDN

  5. ホストの有効なマッピングの承認が完了したら、[ホスト (Hosts)]タブをクリックします。

    ホスト client01.lab04.comclient02.lab04.com に対し、次のような[マッピングされたホストまたは IP アドレス (Mapped host or IP address)]のエントリが表示されます。

    ホスト

    マッピング済みのホスト名/IP アドレス

    client01.lab04.com

    client01.lab04.com、client01、clustername、clustername.lab04.com

    client02.lab04.com

    client02.lab04.com、client02、clustername、clustername.lab04.com

  6. NetBackup によって自動的に検出されなかったマッピングは、手動で追加できます。

 

ホスト名の手動マッピング

NetBackup によって自動的に検出されなかったマッピングは、手動で追加できます。

ホスト名を手動でマッピングするには

  1. NetBackup Web UI で、[セキュリティ (Security)]、[ホストマッピング (Host mappings)]の順に展開します。
  2. [ホスト (Hosts)]タブをクリックします。
  3. [共有マッピングまたはクラスタマッピングの追加 (Add shared or cluster mappings)]をクリックします。

    たとえば、名前にはクラスタの仮想名を入力します。[追加 (Add)]をクリックして、その仮想名をマッピングするホストを選択します。