Veritas NetBackup™ SAN クライアントおよびファイバートランスポートガイド
- SAN クライアントとファイバートランスポートの概要
- 配備の計画
- SAN クライアントの宛先ストレージについて
- SAN の準備
- SAN クライアントとファイバートランスポートのライセンス
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの構成
- ファイバートランスポートメディアサーバーの設定
- SAN クライアントの構成
- クラスタ内の SAN クライアントの構成
- [ファイバートランスポート (Fibre Transport)]プロパティ
- SAN クライアントの使用設定の構成
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの管理
- SAN クライアントとファイバートランスポートの無効化
- SAN クライアントとファイバートランスポートのトラブルシューティング
- 統合ログについて
- 付録 A. AIX に固有の構成の詳細
- 付録 B. HP-UX に固有の構成の詳細
ファイバートランスポートログの表示
FT プロセスで生成されるログメッセージを表示することによって、ファイバートランスポートの動作および状態を監視できます。Veritas Unified Logging (VxUL) では、ログファイルに標準化された名前とファイル形式が使用されます。オリジネータ ID によって、ログメッセージを書き込むプロセスが識別されます。
表: ファイバートランスポートのオリジネータ IDに、FT の動作に関する情報を記録するプロセスに対応付けられた VxUL オリジネータ ID を示します。
表: ファイバートランスポートのオリジネータ ID
オリジネータ ID | ID を使用する FT プロセス |
---|---|
199 | nbftsrvr と nbfdrv64。メディアサーバーのファイバートランスポートサービス。 16 gb ターゲットモード HBA サポートの場合、nbftsrvr のみサポートされます。メディアサーバーのファイバートランスポートサービス。 メモ: 2 つの方法のうち 1 つのみを使用できます。 |
200 | nbftclnt。クライアントのファイバートランスポートサービス。 |
201 | FT Service Manager。Enterprise Media Manager サービスで動作します。 |
VxUL のログファイルを表示および管理するには、NetBackup のログコマンドを使用する必要があります。
統合ログについてを参照してください。
NetBackup マスターサーバーの[ログ (Logging)]プロパティと[クリーンアップ (Clean-up)]プロパティで収集する情報量と保持期間を設定します。
ログとクリーンアップのプロパティを構成する方法については、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。