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Veritas NetBackup™ SAN クライアントおよびファイバートランスポートガイド
Last Published:
2020-10-26
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (8.3.0.1)
- SAN クライアントとファイバートランスポートの概要
- 配備の計画
- SAN クライアントの宛先ストレージについて
- SAN の準備
- SAN クライアントとファイバートランスポートのライセンス
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの構成
- ファイバートランスポートメディアサーバーの設定
- SAN クライアントの構成
- クラスタ内の SAN クライアントの構成
- [ファイバートランスポート (Fibre Transport)]プロパティ
- SAN クライアントの使用設定の構成
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの管理
- SAN クライアントとファイバートランスポートの無効化
- SAN クライアントとファイバートランスポートのトラブルシューティング
- 統合ログについて
- 付録 A. AIX に固有の構成の詳細
- 付録 B. HP-UX に固有の構成の詳細
テープドライブのレガシーパススルーパスの概要
NetBackup では、テープドライブの構成に /dev/rmt デバイスファイルが必要ですが、ドライブアクセス用のパススルーデバイスファイルが使用されます。
メディアサーバーでは、適切な /dev/rmt テープドライブ用デバイスファイルが存在する場合、パススルーデバイスファイルが NetBackup によって自動的に作成されます。NetBackup では、/dev/sctl ディレクトリにパススルーデバイスファイルが作成されます。
NetBackup によって既存のパススルーパスが修正または削除されることはありません。
NetBackup では、システムにインストールされているアダプタカードの形式は検出されません。したがって、NetBackup では、パススルーをサポートしないアダプタカードに接続するテープドライブに対するパススルーパスが作成されます。これらのパススルーパスにより問題が発生することはありません。
NetBackup はテープドライブの操作時にパススルーデバイスファイルを使用しますが、NetBackup でドライブを設定する場合は、/dev/rmt
デバイスファイルを指定します。NetBackup は、その後、適切なパススルーデバイスファイルを使用します。
通常、ドライブのパススルーパスを作成する必要はありません。ただし、その作成手順を参考までに示します。
NetBackup SAN クライアントは、レガシーパススルーデバイスファイルを必要とします。
メモ:
パススルーパスは、HP 28696A - Wide SCSI や HP 28655A - SE SCSI などの HP-PB アダプタではサポートされていません。