NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 2

［ホスト (Hosts)］タブを完了するには

1. ［Connectable］列で、計算の目的においてユーティリティが接続できなかったホストが存在しないかどうかを確認します。ユーティリティが NDMP ファイラに接続できないことに注意してください。ユーティリティで接続できなかった NDMP 以外のファイラホストの数が多かった場合は、--retry オプションを指定してユーティリティを再実行することを検討します。次のコマンドを実行して接続を再試行します。

   netbackup_deployment_insights --retry path_to_the_gathered_data

   このコマンドが完了したら、次のコマンドを使ってレポートを再作成します。

   netbackup_deployment_insights --report all_previously_specified_options all_previously_specified_gather_directories

   nbdeployutil コマンドも同じオプションを指定して引き続き使用できます。

2. 不明 (UNKNOWN) としてリストされている任意のホストの［Tier］列を調べます。これらを 1 から 4 までの適切な階層番号に置換します。正しい階層情報を判断するには、Veritasのセールスエンジニアにご相談ください。プラットフォームおよびプロセッサの値は、ホストの階層を判断するのに役立ちます。これらの列では階層は計算されませんが、この情報を知っていると、［Tier］列に入力する適切な値を判断することができます。
3. ［MSEO Key Server］列を調べて、リストに示されているすべての情報が正しいことを確認します。［はい (Yes)］は、ホストが MSEO キーサーバーであることを示します。［いいえ (No)］は、ホストが MSEO キーサーバーではないことを示します。［N/A］値は、ホストがメディアサーバーではないことを示します。
4. ［Enterprise Client］列を調べ、情報が正しいことを確認します。［はい (Yes)］は、ホストが Enterprise Client で、バックアップ済みであることを示します。［いいえ (No)］は、ホストが Enterprise Client ではないことを示します。［N/A］値は、バックアップがレポート期間の間にホストで実行されなかったことを示します。
5. ［SAN メディアサーバー (SAN Media Server)］の列を見直し、値が［不明 (UNKNOWN)］になっているホストを修正します。他の値がすべて正しいことを確認します。ホストの［N/A］の値は、ホストがクライアントサーバーまたはプライマリサーバーであることを示します。