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NetBackup™ 管理者ガイド (高可用性環境)
Last Published:
2024-11-11
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (10.5)
- このマニュアルについて
- 単一障害点に対する NetBackup の保護
- カタログバックアップとリカバリを使用したサイトディザスタリカバリについて
- 自動イメージとカタログレプリケーションによるサイトの損失保護について
- 完全カタログレプリケーションを使った NetBackup プライマリサーバーの配備
- クラスタでの NetBackup を使用したバックアップおよびリストア
ロボット制御接続エラー
テープベースのバックアップ環境では、ロボット制御接続は単一障害点となる可能性があります。テープライブラリに指示を送信できない場合は、テープドライブが利用可能でも、バックアップとリストアの操作を行うことはできません。
Sun STK ACSLS、Quantum ATM のようなテープライブラリは、ライブラリから独立しているサーバーで動作する専用の制御ソフトウェアを使います。そのような制御サーバーはクラスタ化できます。メディアサーバーはライブラリのスロットとドライブ間のテープの移動を処理する制御サーバーに要求を送信します。
他のテープライブラリは制御指示用の NetBackup プライマリサーバーからライブラリへのデバイスの直接接続に依存します。このデバイスの接続が失われると、テープライブラリを使うことはできません。SAN 接続されたテープライブラリは、冗長性を確保するためにロボット制御への複数の接続をサポートします。サーバーエラーから保護するようにこれらの接続を構成できます。たとえば、クラスタ化されたプライマリサーバーの各ノードに 1 つのパスを構成できます。パスが同時にはアクティブになっていないことを確認してください。パスが両方ともアクティブな場合は、競合する指示が発行され、バックアップエラーかデータ損失という結果になる可能性があります。