Veritas NetBackup™ セキュリティおよび暗号化ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (8.3)
  1. NetBackup セキュリティの強化
    1.  
      NetBackup セキュリティおよび暗号化について
    2.  
      NetBackup セキュリティの実装レベル
    3.  
      世界レベルのセキュリティ
    4.  
      企業レベルのセキュリティ
    5.  
      データセンターレベルのセキュリティの概要
    6.  
      NetBackup アクセス制御 (NBAC)
    7.  
      世界レベル、企業レベルおよびデータセンターレベルの統合
    8.  
      NetBackup セキュリティの実装形式
    9.  
      オペレーティングシステムのセキュリティ
    10.  
      NetBackup セキュリティの脆弱性
    11.  
      NetBackup の標準セキュリティ
    12.  
      クライアント側の暗号化セキュリティ
    13.  
      マスター、メディアサーバーおよび GUI のセキュリティ上の NBAC
    14.  
      すべてに NBAC を使用したセキュリティ
  2. セキュリティの配置モデル
    1.  
      ワークグループ
    2.  
      単一のデータセンター
    3.  
      複数のデータセンター
    4.  
      NetBackup を使用するワークグループ
    5.  
      標準の NetBackup を使用する単一のデータセンター
    6.  
      クライアント側の暗号化を使用する単一のデータセンター
    7.  
      マスターサーバーとメディアサーバーで NBAC を使用する単一のデータセンター
    8.  
      すべてに NBAC を使用する単一のデータセンター
    9.  
      標準的な NetBackup を使用する複数のデータセンター
    10.  
      クライアント側の暗号化を使用する複数のデータセンター
    11.  
      マスターサーバーとメディアサーバーで NBAC を使用する複数のデータセンター
    12.  
      すべてに NBAC を使用する複数のデータセンター
  3. ポートセキュリティ
    1.  
      NetBackup TCP/IP ポートについて
    2. NetBackup のデーモン、ポート、通信について
      1.  
        NetBackup の標準ポート
      2.  
        NetBackup マスターサーバーの外部接続ポート
      3.  
        NetBackup メディアサーバーの外部接続ポート
      4.  
        NetBackup 企業メディア管理 (EMM)サーバーの送信ポート
      5.  
        クライアントの外部接続ポート
      6.  
        Java サーバーの発信ポート
      7.  
        Java コンソールの発信ポート
      8.  
        MSDP ポートの使用について
      9.  
        Cloud ポートの使用について
      10. NetBackup と相互運用する製品のためのポートの追加情報
        1.  
          OpsCenter の通信ポートとファイアウォールの注意事項について
        2.  
          バックアップ製品との通信に必要なポート
        3.  
          OpsCenter ユーザーインターフェースを起動する Web ブラウザ
        4.  
          OpsCenter ユーザーインターフェースと OpsCenter サーバーソフトウェア間の通信について
        5.  
          OpsCenter サーバーから NetBackup マスターサーバー (NBSL) への通信について
        6.  
          SNMP トラップについて
        7.  
          OpsCenter と Sybase データベース間の通信について
        8.  
          OpsCenter での電子メール通信について
    3. ポートの構成について
      1.  
        ランダムなポートの割り当ての有効化または無効化
      2.  
        構成ファイルのポート情報の編集
      3.  
        クライアント接続オプションの更新
      4.  
        vm.conf ファイルの Media Manager ポート設定の更新
    4.  
      NDMP バックアップのポート要件
    5.  
      サードパーティの製品とともに NetBackup を使う場合の既知のファイアウォールの問題
  4. NetBackup 操作の監査
    1.  
      NetBackup の監査について
    2.  
      現在の監査設定の表示
    3.  
      監査保持期間と監査レコードのカタログバックアップ
    4.  
      詳細な NetBackup 監査レポートの表示
    5.  
      監査レポートのユーザーの ID
    6.  
      監査の無効化
    7.  
      監査エラーの監査アラート通知 (NetBackup 管理コンソール)
    8. 拡張監査について
      1.  
        拡張監査の有効化
      2. 拡張監査の設定
        1.  
          拡張監査でのメディアサーバーへの接続
        2.  
          NetBackup ドメイン間でのサーバー変更
        3.  
          サーバーの変更を NBAC または拡張監査と一緒に使った場合の設定要件
      3.  
        強化された監査の無効化
  5. アクセス制御のセキュリティ
    1.  
      NetBackup のアクセス制御について
    2.  
      拡張監査でのユーザーの管理
    3.  
      拡張監査でのユーザー認証
    4.  
      NetBackup 管理コンソールの認証での拡張監査の影響
  6. NetBackup アクセス制御セキュリティ (NBAC)
    1.  
      NetBackup アクセス制御 (NBAC) の使用について
    2.  
      NetBackup のアクセス管理
    3.  
      NBAC (NetBackup アクセス制御) 構成について
    4. NetBackup アクセス制御 (NBAC) の構成
      1.  
        NBAC の構成の概要
      2.  
        スタンドアロンのマスターサーバーでの NetBackup アクセス制御 (NBAC) の構成
      3.  
        クラスタでの高可用性の NetBackup マスターサーバーのインストール
      4.  
        クラスタ化されたマスターサーバーでの NetBackup アクセス制御 (NBAC) の構成
      5.  
        メディアサーバーでの NetBackup アクセス制御 (NBAC) の構成
      6.  
        クライアントでのアクセス制御のインストールおよび構成
      7.  
        NetBackup ホットカタログバックアップへの認証データベースおよび認可データベースの追加について
      8.  
        NBAC の構成コマンドの概略
      9.  
        NetBackup 管理インフラストラクチャと setuptrust コマンドの統合
      10.  
        setuptrust コマンドの使用
    5. マスターおよびメディアサーバーの[アクセス制御 (Access Control)]ホストプロパティの構成
      1.  
        [認証ドメイン (Authentication Domain)]タブ
      2.  
        [認可サービス (Authorization Service)]タブ
      3.  
        [ネットワーク属性 (Network Attributes)]タブ
    6. クライアントの[アクセス制御 (Access Control)]ホストプロパティダイアログボックス
      1.  
        クライアントの[認証ドメイン (Authentication Domain)]タブ
      2.  
        クライアントの[ネットワーク属性 (Network Attributes)]タブ
    7.  
      自動イメージレプリケーションでの NetBackup アクセス制御 (NBAC) の使用
    8. アクセス管理のトラブルシューティング
      1.  
        NBAC の問題のトラブルシューティング
      2.  
        NetBackup Authentication and Authorization の構成とトラブルシューティングのヒント
      3. Windows での検証項目
        1.  
          Windows マスターサーバーでの検証項目
        2.  
          Windows メディアサーバーでの検証項目
        3.  
          Windows クライアントでの検証項目
      4. UNIX での検証項目
        1.  
          UNIX マスターサーバーの検証
        2.  
          UNIX メディアサーバーの検証
        3.  
          UNIX クライアントの検証
      5. UNIX マスターサーバーが存在する複合環境での検証項目
        1.  
          複合環境の UNIX マスターサーバーのマスターサーバーでの検証項目
        2.  
          複合環境の UNIX マスターサーバーのメディアサーバーでの検証項目
        3.  
          複合環境の UNIX マスターサーバーのクライアントでの検証項目
      6. Windows マスターサーバーが存在する複合環境での検証項目
        1.  
          複合環境の Windows マスターサーバーのマスターサーバーでの検証項目
        2.  
          複合環境の Windows マスターサーバーのメディアサーバーでの検証項目
        3.  
          複合環境の Windows マスターサーバーのクライアントでの検証項目
      7.  
        nbac_cron ユーティリティについて
      8.  
        nbac_cron ユーティリティの使用
    9.  
      アクセス管理ユーティリティの使用
    10. NetBackup へアクセス可能なユーザーの決定について
      1.  
        個々のユーザー
      2.  
        ユーザーグループ
      3.  
        NetBackup のデフォルトユーザーグループ
      4. ユーザーグループ作成
        1.  
          新しいユーザーグループを作成する方法
        2.  
          既存のユーザーグループのコピーによる新しいユーザーグループの作成
        3.  
          ユーザーグループの名前の変更
        4.  
          ユーザーグループへの新しいユーザーの追加
      5. ユーザーグループおよびユーザーの定義について
        1.  
          新しいユーザーとしてのログオン
        2.  
          ユーザーグループへのユーザーの割り当て
        3.  
          認可オブジェクトおよび権限について
    11. NetBackup ユーザーグループの特定のユーザー権限の表示
      1.  
        権限の付与
      2.  
        認可オブジェクト
      3.  
        メディアの認可オブジェクトの権限
      4.  
        ポリシーの認可オブジェクトの権限
      5.  
        ドライブの認可オブジェクトの権限
      6.  
        レポートの認可オブジェクトの権限
      7.  
        NBU_Catalog の認可オブジェクトの権限
      8.  
        ロボットの認可オブジェクトの権限
      9.  
        ストレージユニットの認可オブジェクトの権限
      10.  
        ディスクプールの認可オブジェクトの権限
      11.  
        バックアップおよびリストアの認可オブジェクトの権限
      12.  
        ジョブの認可オブジェクトの権限
      13.  
        サービスの認可オブジェクトの権限
      14.  
        ホストプロパティの認可オブジェクトの権限
      15.  
        ライセンスの認可オブジェクトの権限
      16.  
        ボリュームグループの認可オブジェクトの権限
      17.  
        ボリュームプールの認可オブジェクトの権限
      18.  
        デバイスホストの認可オブジェクトの権限
      19.  
        セキュリティの認可オブジェクトの権限
      20.  
        ファットサーバーの認可オブジェクトの権限
      21.  
        ファットクライアントの認可オブジェクトの権限
      22.  
        権限Vault の認可オブジェクト
      23.  
        サーバーグループの認可オブジェクトの権限
      24.  
        キー管理システム (kms) グループの認可オブジェクトの権限
    12.  
      NetBackup アクセス制御 (NBAC) のアップグレード
  7. AD ドメインと LDAP ドメインについて
    1.  
      NetBackup での AD ドメインまたは LDAP ドメインの追加
    2.  
      AD または LDAP ドメイン構成の問題のトラブルシューティング
    3.  
      NetBackup Authentication Service で信頼する認証局
  8. NetBackup CA および NetBackup 証明書
    1.  
      NetBackup のセキュリティ証明書の概要
    2.  
      NetBackup での安全な通信について
    3. セキュリティ管理ユーティリティについて
      1.  
        ログイン処理について
    4. 監査イベントについて
      1.  
        監査イベントの表示
      2.  
        [監査イベント (Audit Events)]タブ
      3.  
        監査イベントの詳細の表示
      4.  
        監査イベントの[詳細 (Details)]ダイアログボックス
      5.  
        監査イベントの状態の表示
      6.  
        [アクセス履歴 (Access History)]タブの監査に関連する問題のトラブルシューティング
    5. ホスト管理について
      1.  
        [ホスト (Hosts)]タブ
      2.  
        ホスト ID からホスト名へのマッピングの追加
      3.  
        [ホストマッピングを追加または削除 (Add or Remove Host Mappings)]ダイアログボックス
      4.  
        ホスト ID からホスト名へのマッピングの削除
      5.  
        [承認待ちのマッピング (Mappings for Approval)]タブ
      6.  
        自動検出されたマッピングの表示
      7.  
        [マッピングの詳細 (Mapping Details)]ダイアログボックス
      8.  
        ホスト ID からホスト名へのマッピングの承認
      9.  
        ホスト ID からホスト名へのマッピングの拒否
      10. 共有マッピングとクラスタマッピングの追加
        1.  
          共有マッピングまたはクラスタマッピングのシナリオについて
      11.  
        [共有マッピングとクラスタマッピングの追加 (Add Shared or Cluster Mappings)]ダイアログボックス
      12.  
        NetBackup ホスト属性のリセット
      13. 証明書の自動再発行の許可または禁止
        1.  
          ホストに対する autoreissue パラメータの有効期間の構成
      14.  
        ホストのコメントの追加または削除
    6. グローバルセキュリティ設定について
      1.  
        安全な通信の設定について
      2.  
        安全でない通信の無効化
      3.  
        8.0 以前のホストとの安全でない通信について
      4.  
        複数の NetBackup ドメインの 8.0 以前のホストとの通信について
      5.  
        ホスト ID をホスト名と IP アドレスに自動的にマッピングする
      6.  
        ディザスタリカバリ設定について
      7.  
        ディザスタリカバリパッケージを暗号化するパスフレーズの設定
      8.  
        ディザスタリカバリパッケージ
    7. ホスト名ベースの証明書について
      1.  
        ホスト名ベースの証明書の配備
    8. ホスト ID ベースの証明書について
      1.  
        nbcertcmd コマンドオプションの Web ログインの要件
      2. 証明書管理ユーティリティを使ったホスト ID ベースの証明書の発行と配備
        1.  
          ホスト ID ベースの証明書の詳細の表示
      3. NetBackup 証明書の配備のセキュリティレベルについて
        1.  
          証明書の配備のセキュリティレベルの設定
      4.  
        ホスト ID ベースの証明書の自動配備
      5.  
        ホスト ID ベースの証明書の配備
      6.  
        ホスト ID ベースの証明書の非同期的配備
      7.  
        証明書の有効期間に対するクロックスキューの意味
      8. マスターサーバー (CA) との信頼の設定
        1.  
          認証局の指紋の検索と伝達
      9.  
        証明書の配備の強制実行または上書き
      10.  
        マスター以外のホストで NetBackup を再インストールするときのホスト ID ベースの証明書の保持
      11.  
        マスターサーバーと接続されていないクライアントでの証明書の配備
      12.  
        ホスト ID ベースの証明書の有効期限と更新について
      13.  
        メディアサーバーおよびクライアントからの重要な証明書とキーの削除
      14.  
        仮想マシンのクローンを作成する前にホストからホスト ID ベースの証明書情報を消去する
      15. ホスト ID ベースの証明書の再発行について
        1.  
          再発行トークンの作成
        2.  
          ホストのキーペアの変更
    9. ホスト ID ベースの証明書のトークン管理について
      1.  
        認証トークンの作成
      2.  
        認証トークンの削除
      3.  
        認証トークンの詳細の表示
      4.  
        期限切れの認証トークンとクリーンアップについて
    10. ホスト ID ベースの証明書失効リストについて
      1.  
        マスターサーバーでの CRL の更新
      2.  
        NetBackup ホストの CRL の更新
    11. ホスト ID ベースの証明書の無効化について
      1.  
        ホストとマスターサーバー間の信頼の削除
      2.  
        ホスト ID ベースの証明書の無効化
      3.  
        NetBackup ホストの証明書の状態の確認
      4.  
        証明書を無効化した NetBackup ホストのリストの取得
    12.  
      ホスト ID ベースの証明書の削除
    13. クラスタ化されたセットアップでのホスト ID ベースの証明書配備
      1. クラスタ化された NetBackup ホストでのホスト ID ベースの証明書の配備について
        1.  
          アクティブなマスターサーバーノードでのホスト ID ベースの証明書の配備
        2.  
          非アクティブなマスターサーバーノードでのホスト ID ベースの証明書の配備
      2.  
        クラスタノードでのホスト ID ベースの証明書の配備
      3.  
        クラスタ化された NetBackup セットアップでホスト ID ベースの証明書を無効化する
      4.  
        再発行トークンを使用して、クラスタ化された NetBackup セットアップでホスト ID ベースの証明書を配備する
      5.  
        クラスタ化された NetBackup セットアップの再発行トークンの作成
      6.  
        クラスタ化された NetBackup セットアップでホスト ID ベースの証明書を更新する
      7.  
        クラスタ化された NetBackup セットアップで証明書の詳細を表示する
      8.  
        クラスタ化された NetBackup セットアップからの CA 証明書の削除
      9.  
        ディザスタリカバリインストール後にクラスタマスターサーバーで証明書を生成する
    14.  
      非武装地帯にある NetBackup クライアントとマスターサーバーの間の HTTP トンネルを介した通信について
    15.  
      NetBackup ホストの手動での追加
    16. NetBackup CA の移行
      1.  
        NB_KEYSIZE 環境変数を使用してインストールまたはアップグレードする前に、必要なキーの強度を設定する
      2.  
        NetBackup ドメイン全体を NetBackup 8.3 にアップグレードするときに NetBackup CA に移行する
      3.  
        インストールまたはアップグレード後に NetBackup CA を手動で移行する
      4.  
        CA の移行後の新しい CA 証明書が存在しないクライアントとの通信の確立
      5.  
        ドメイン内の NetBackup CA のリストの表示
      6.  
        CA 移行の概略の確認
      7.  
        非アクティブな NetBackup CA を廃止する
  9. NetBackup での外部 CA のサポート
    1. NetBackup での外部 CA のサポートについて
      1.  
        外部証明書の構成に使用するコマンドラインオプション
    2.  
      NetBackup ホスト通信で外部証明書を使用するワークフロー
    3. 外部 CA が署名した証明書の構成オプション
      1. NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CERT_PATH
        1.  
          ECA_CERT_PATH の Windows 証明書ストアの指定
      2.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_TRUST_STORE_PATH
      3.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_PRIVATE_KEY_PATH
      4.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_KEY_PASSPHRASEFILE
      5.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CRL_CHECK
      6.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CRL_PATH
      7.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CRL_PATH_SYNC_HOURS
      8.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CRL_REFRESH_HOURS
      9.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_DISABLE_AUTO_ENROLLMENT
      10.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_DR_BKUP_WIN_CERT_STORE
    4. 外部 CA の証明書失効リストについて
      1.  
        ECA_CRL_PATH にある CRL を使用する方法
      2.  
        CDP URL にある CRL を使用する方法
    5. 証明書の登録について
      1.  
        外部証明書の自動登録について
    6.  
      マスターサーバーの登録状態の表示について
    7. NetBackup Web サーバーで外部証明書を使用するための構成
      1.  
        Web サーバー用外部証明書のアップデートまたは更新
      2.  
        Web サーバー用に構成された外部証明書の削除
    8.  
      外部 CA が署名した証明書を使用するマスターサーバーの構成
    9.  
      インストール後に外部 CA が署名した証明書を使用するための NetBackup ホスト (メディアサーバー、クライアント、クラスタノード) の構成
    10.  
      リモートホストの外部証明書の登録
    11.  
      NetBackup ドメインがサポートする認証局の表示
    12.  
      NetBackup Web UI での外部 CA が署名した証明書の表示
    13.  
      ファイルベースの外部証明書の更新
    14.  
      証明書の登録を削除
    15.  
      NetBackup ドメインでの NetBackup CA の無効化
    16.  
      NetBackup ドメインでの NetBackup CA の有効化
    17.  
      NetBackup ドメインでの外部 CA の無効化
    18.  
      登録済み外部証明書のサブジェクト名の変更
    19. クラスタマスターサーバー用の外部証明書の構成について
      1.  
        クラスタマスターサーバーの外部証明書を使用するワークフロー
      2. 仮想名の外部 CA が署名した証明書の構成オプション
        1.  
          クラスタマスターサーバーの CLUSTER_ECA_CERT_PATH
        2.  
          クラスタマスターサーバーの CLUSTER_ECA_TRUST_STORE_PATH
        3.  
          クラスタマスターサーバーの CLUSTER_ECA_PRIVATE_KEY_PATH
        4.  
          クラスタマスターサーバーの CLUSTER_ECA_KEY_PASSPHRASEFILE
      3.  
        クラスタマスターサーバーの外部証明書の構成
  10. NetBackup での API キーについて
    1.  
      API キーについて
    2.  
      API キーの作成
    3.  
      API キーの管理
    4. API キーの使用
      1.  
        NetBackup コマンドを実行するための API キーの環境変数の設定
  11. 格納データの暗号化セキュリティ
    1.  
      格納データの暗号化に関する用語
    2.  
      格納データの暗号化に関する注意事項
    3.  
      暗号化セキュリティについて考慮する際の質問
    4.  
      暗号化オプションの比較
    5. NetBackup クライアントの暗号化について
      1.  
        暗号化セキュリティのインストール前提条件
      2. 暗号化を使用したバックアップの実行について
        1.  
          バックアップの暗号化の選択について
        2.  
          標準暗号化を使用したバックアップ処理
        3.  
          レガシー暗号化を使用したバックアップ処理
      3.  
        NetBackup 標準暗号化を使用したリストア処理
      4.  
        NetBackup レガシー暗号化を使用したリストア処理
    6. クライアントでの標準暗号化の構成
      1.  
        標準暗号化の構成オプションの管理
      2.  
        NetBackup 暗号化鍵ファイルの管理
      3. サーバーからの標準暗号化の構成について
        1.  
          クライアントでの暗号化鍵ファイルの作成について
        2.  
          鍵ファイルの作成
        3.  
          鍵ファイルのリストアの推奨する実施例
        4.  
          鍵ファイルのパスフレーズを保護するための手作業による保存
        5.  
          鍵ファイルの自動バックアップ
      4.  
        暗号化されたバックアップファイルの、異なるクライアントへのリストア
      5.  
        クライアントでの標準暗号化の直接的な構成について
      6.  
        ポリシーでの標準暗号化属性の設定
      7.  
        NetBackup サーバーからのクライアントの暗号化設定の変更
    7. クライアントでのレガシー暗号化の構成
      1. クライアントからのレガシー暗号化の構成について
        1.  
          レガシー暗号化鍵ファイルの管理
      2. サーバーからのレガシー暗号化の構成について
        1.  
          クライアントへのレガシー暗号化構成のプッシュインストールについて
        2.  
          クライアントへのレガシー暗号化パスフレーズのプッシュインストールについて
      3.  
        別のクライアントで作成されたレガシー暗号化が使用されたバックアップのリストア
      4.  
        ポリシーでのレガシー暗号化属性の設定について
      5.  
        サーバーからのクライアントのレガシー暗号化設定の変更
      6. UNIX 版クライアントのレガシー鍵ファイルの追加によるセキュリティの向上
        1.  
          bpcd -keyfile コマンドの実行
        2.  
          UNIX クライアントでの bpcd の終了
  12. 格納するデータのキーマネージメントサービス
    1.  
      FIPS (連邦情報処理標準)
    2.  
      FIPS 対応 KMS について
    3. キーマネージメントサービス (Key Management Service: KMS) の概要
      1.  
        KMS の注意事項
      2.  
        KMS の操作原理
      3.  
        暗号化テープへの書き込みの概要
      4.  
        暗号化テープの読み取りの概要
      5.  
        KMS の用語
    4. KMS のインストール
      1.  
        KMS の NBAC との使用
      2.  
        HA クラスタに使用する KMS のインストールについて
      3.  
        KMS サービスの監視の有効化
      4.  
        KMS サービスの監視の無効化
    5. KMS の構成
      1.  
        キーデータベースの作成
      2. キーグループとキーレコードについて
        1.  
          キーグループの作成について
        2.  
          キーレコードの作成について
      3. キーレコードの状態の概要
        1.  
          キーレコードの状態に関する注意事項
        2.  
          キーレコードの prelive 状態
        3.  
          キーレコードの active 状態
        4.  
          キーレコードの inactive 状態
        5.  
          キーレコードの deprecated 状態
        6.  
          キーレコードの terminated 状態
      4.  
        KMS データベースファイルのバックアップについて
      5.  
        すべてのデータファイルのリストアによる KMS のリカバリについて
      6.  
        KMS データファイルのみのリストアによる KMS のリカバリ
      7.  
        データ暗号化キーの再生成による KMS のリカバリ
      8.  
        KMS データファイルのバックアップに関する問題
      9.  
        KMS データベースファイルのバックアップソリューション
      10.  
        キーレコードの作成
      11.  
        主要グループからのキーのリスト
      12. KMS と連携するための NetBackup の構成
        1.  
          NetBackup および KMS のキーレコード
        2.  
          テープ暗号化を使用するように NetBackup を設定する例
      13.  
        KMS Web アプリケーションを使用した NetBackup KMS の設定
    6. 暗号化への KMS の使用について
      1.  
        KMS 暗号化イメージのインポートについて
      2.  
        暗号化テープバックアップの実行例
      3.  
        暗号化バックアップの確認例
    7. KMS データベースの要素
      1.  
        空の KMS データベースの作成
      2.  
        KPK ID および HMK ID の重要性
      3.  
        HMK および KPK の定期的な更新について
      4.  
        KMS キーストアおよび管理者キーのバックアップ
    8. コマンドラインインターフェース (CLI) コマンド
      1.  
        CLI の使用方法のヘルプ
      2.  
        新しいキーグループの作成
      3.  
        新しいキーの作成
      4.  
        キーグループの属性の変更
      5.  
        キーの属性の変更
      6.  
        キーグループの詳細の取得
      7.  
        キーの詳細の取得
      8.  
        キーグループの削除
      9.  
        キーの削除
      10.  
        キーのリカバリ
      11. KMS データベースからのキーのエクスポートと KMS データベースへのキーのインポートについて
        1. キーのエクスポート
          1.  
            エクスポート時における一般的なエラーのトラブルシューティング
        2. キーのインポート
          1.  
            インポート時における一般的なエラーのトラブルシューティング
      12.  
        ホストマスターキー (HMK) の変更
      13.  
        ホストマスターキー (HMK) ID の取得
      14.  
        キーの保護キー (KPK) ID の取得
      15.  
        キーの保護キー (KPK) の変更
      16.  
        キーストアの統計の取得
      17.  
        KMS データベースの静止
      18.  
        KMS データベースの静止解除
      19.  
        キーの作成オプション
    9. KMS のトラブルシューティング
      1.  
        バックアップが暗号化されていない問題の解決方法
      2.  
        リストアが復号化されない問題の解決方法
      3.  
        トラブルシューティングの例 - active キーレコードが存在しない場合のバックアップ
      4.  
        トラブルシューティングの例 - 不適切なキーレコード状態でのリストア
  13. NetBackup での外部 KMS のサポート
    1.  
      外部 KMS について
    2.  
      証明書の構成と認可
    3.  
      外部 KMS の構成のワークフロー
    4.  
      KMS クレデンシャルの検証
    5. KMS クレデンシャルの構成
      1.  
        KMS クレデンシャルの一覧表示
      2.  
        KMS クレデンシャルの更新
      3.  
        KMS クレデンシャルの削除
    6. KMS の構成
      1.  
        KMS 構成の一覧表示
      2.  
        KMS 構成の更新
      3.  
        KMS 構成の削除
    7.  
      NetBackup 消費用の外部 KMS でのキーの構成
    8. 外部 KMS でのキーの作成
      1.  
        キーのリスト作成
    9.  
      ストレージ構成時のキーグループ名の確認
    10. 複数の KMS サーバーでの作業
      1.  
        1 台の KMS サーバーの別の KMS サーバーへの移行
      2.  
        ストレージ構成ごとの個別の KMS サーバーの使用
    11.  
      バックアップおよびリストア時の外部 KMS の使用
    12.  
      キーのローテーション
    13.  
      外部 KMS サーバーを使用してカタログバックアップを暗号化する場合のディザスタリカバリ
    14.  
      KMS クレデンシャルの有効期限に関するアラート
  14. キーと証明書の再生成
    1.  
      キーと証明書の再生成について
    2.  
      NetBackup 認証ブローカーのキーと証明書の再生成
    3.  
      ホスト ID のキーと証明書の再生成
    4.  
      Web サービスのキーと証明書の再生成
    5.  
      nbcertservice のキーと証明書の再生成
    6.  
      tomcat のキーと証明書の再生成
    7.  
      JWT キーの再生成
    8.  
      NetBackup ゲートウェイ証明書の再生成
    9.  
      Web トラストストア証明書の再生成
    10.  
      VMware vCenter プラグイン証明書の再生成
    11.  
      NetBackup 管理者コンソールのセッション証明書の再生成
    12.  
      OpsCenter のキーと証明書の再生成
    13.  
      NetBackup 暗号化キーファイルの再生成
  15. NetBackup Web サービスアカウント
    1.  
      NetBackup Web サービスアカウントについて
    2.  
      Web サービスユーザーアカウントの変更

ホストとマスターサーバー間の信頼の削除

NetBackup ホストはいつでも複数の認証局 (マスターサーバー) を信頼できます。さまざまな理由により、以前に信頼されていたマスターサーバーから信頼を削除することが NetBackup ホスト側で必要になる場合があります。

たとえば、NetBackup クライアントを別のマスターサーバーに移動する場合は、移動元のマスターサーバーから信頼を削除することを推奨します。セキュリティのベストプラクティスでは、正常に機能するために必要最小限のエンティティを信頼することが推奨されます。さらに、NetBackup ホストが特定の NetBackup ドメインのホストと通信する必要がなくなった場合に、そのマスターの CA 証明書をホストのトラストストアから削除します。

メモ:

CA 証明書の削除によって、ホストが CA から取得したホスト ID ベースまたはホスト名ベースの証明書が削除されることはありません。nbcertcmd -listCertDetails では、引き続きホスト ID ベースの証明書が表示されます。

ホストから CA 証明書を削除すると、そのホストは CA を信頼しなくなるため、CA によって発行されたホスト ID ベースの証明書が自動的に更新されなくなります。最終的に、ホスト ID ベースの証明書は期限切れになります。

ホストとマスターサーバー間の信頼の削除

  1. マスター以外のホストの管理者は次のコマンドをホストで実行して、マスターサーバーの CA 証明書の指紋を判別します。

    nbcertcmd -listCACertDetails

    この出力例では、ホストに 2 つのマスターサーバーからの証明書が存在します。

    nbcertcmd -listCACertDetails 
         Subject Name : /CN=nbatd/OU=root@master1.abc.com/O=vx
           Start Date : Aug 23 14:16:44 2016 GMT
          Expiry Date : Aug 18 15:31:44 2036 GMT
     SHA1 Fingerprint : 7B:0C:00:32:96:20:36:52:92:E8:62:F3:56:
    74:8B:E3:2E:4F:22:4C
    
         Subject Name : /CN=nbatd/OU=root@master2.xyz.com/O=vx
           Start Date : Aug 25 12:09:55 2016 GMT
          Expiry Date : Aug 20 13:24:55 2036 GMT
     SHA1 Fingerprint : 7A:C7:6E:68:71:6B:82:FD:7E:80:FC:47:F6:
    8D:B2:E1:40:69:9C:8C
  2. 管理者が 2 番目のマスターサーバーに対する信頼を削除する場合は、ホストで次のコマンドを実行します。
    nbcertcmd -removeCACertificate  - fingerprint 7A:C7:6E:68:71:
    6B:82:FD:7E:80:FC:47:F6:8D:B2:E1:40:69:9C:8C

    コロンを含む、指紋全体を含めます。

    警告:

    このコマンドは、トラストストアから CA 証明書を削除します。トラストストアは NetBackup サービスと NetBackup Web 管理コンソールサービス (nbwebsvc) によって参照されます。

  3. マスターサーバーの NetBackup 管理コンソールで、証明書の状態が[有効 (Active)]として表示されます。ただし、その証明書は自動的に更新されず、最終的に期限切れになります。NetBackup 管理者は、そのホストを NetBackup ドメインの一部として含めない場合、その証明書を無効にする必要があります。