Enterprise Vault™ Discovery Accelerator 管理者ガイド
- Discovery Accelerator の概要
- Discovery Accelerator クライアントの概要
- ロールの設定と割り当て
- ケースを使った操作
- レビューマークとタグの設定
- アイテムに自動的にマーク付けまたはタグ付けするルールの使用
- カストディアンマネージャの使用
- アイテムの検索
- Discovery Accelerator を使った検索について
- アドレスマネージャを使った対象電子メールの定義
- Discovery Accelerator 検索スケジュールの作成
- 手動によるアイテムのレビュー
- リサーチフォルダを使った作業
- アイテムのエクスポートと提出物生成
- レポートの作成と表示
- 付録 A. Discovery Accelerator のカスタマイズ
- Discovery Accelerator システム設定オプションの設定
- 付録 B. XML ファイルからの設定データのインポート
- 付録 C. Discovery Accelerator 検索で使う Enterprise Vault のプロパティ
- 付録 D. トラブルシューティング
- カストディアンマネージャに関する問題
- Discovery Accelerator のレポートに関する問題
カストディアンマネージャについて
カストディアンマネージャを使用して、Discovery Accelerator Searchの実行時に検索対象としたいカストディアンおよびカストディアングループの詳細を提出することができます。 カストディアンとは個人の従業員、カストディアングループとは従業員の集合です。 カストディアングループの例としては、NT のグループ、配布リスト、Active Directory コンテナ、Domino LDAP クエリー、および Domino グループなどがあります。
カストディアンマネージャにカストディアンまたはグループの詳細をいくつか提出すると、それらを Active Directory または Domino LDAP ディレクトリなどの外部ソースに同期させることができます。 この処理によりカストディアンマネージャのデータを最新に保ち、カストディアンまたはグループについての追加情報を、外部ソースから取り込むことができます。
またカストディアンマネージャを使用すると、カストディアンおよびカストディアングループに追加のカスタム属性を割り当てることができます。 これらの属性は Discovery Accelerator で検索の対象となるカストディアンおよびグループのリストをフィルタ処理するために使用します。 たとえば、「Cost Center 1」というカスタム属性を作成し、それをコストセンターに属するカストディアンに割り当て、Discovery Accelerator を使用して検索対象を定義するときに属性を選択できるようになります。
メモ:
カストディアンマネージャに追加するデータがすでに存在し、XML 形式に変換可能であれば、それを XML ファイルから Discovery Accelerator にインポートすることができます。
Windows デスクトップからカストディアンマネージャを開始する方法
- Web ブラウザを開いて、次の場所に移動します。
http://server_name/EVBACustodianManager
ここで、server_name は Discovery Accelerator サーバーソフトウェアをインストールしたサーバーの名前です。
Discovery Accelerator クライアントからカストディアンマネージャを開始する方法
- Discovery Accelerator クライアントの[カストディアン]タブをクリックし、次に[カストディアンマネージャ]タブをクリックします。
- [カストディアンマネージャ Web サイトを開くにはここをクリックします]というハイパーリンクをクリックします。
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