Veritas NetBackup™ for Microsoft Azure Stack 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (9.0)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup を使用した Microsoft Azure Stack VM の保護
    2.  
      Microsoft Azure Stack VM のバックアップ
    3.  
      Microsoft Azure Stack VM のリストア
    4.  
      管理対象ディスク VM
    5.  
      NetBackup for Microsoft Azure Stack の用語
  2. NetBackup 用 Microsoft Azure Stack プラグイン構成の前提条件
    1.  
      オペレーティングシステムとプラットフォームの互換性
    2.  
      NetBackup 用の Microsoft Azure Stack プラグインのライセンス
    3.  
      IPV6 設定でのバックアップホストの設定
    4.  
      Azure Stack との時間同期
    5.  
      Microsoft Azure Stack を保護するための NetBackup の配備について
  3. NetBackup と Microsoft Azure Stack の構成
    1.  
      NetBackup と Microsoft Azure Stack の構成の概要
    2. バックアップホストの管理
      1.  
        NetBackup マスターサーバー上のバックアップホストのホワイトリスト
    3.  
      NetBackup 管理者にアクセス権を付与するための Microsoft Azure Stack カスタムロールの追加
    4. azurestack.conf 構成ファイルを使用した Microsoft Azure プラグインの構成
      1.  
        NetBackup マスターサーバー上の構成ファイルパスのホワイトリスト
    5. Microsoft Azure Stack クレデンシャルを含むファイルの作成
      1.  
        Microsoft Azure Stack AAD 認証との通信のためのプロキシ設定の構成
    6.  
      NetBackup での Microsoft Azure Stack クレデンシャルの追加
    7.  
      NetBackup ポリシーユーティリティを使用した Microsoft Azure Stack 用 BigData ポリシーの作成
    8.  
      古いスナップショットのクリーンアップ
  4. Microsoft Azure Stack のバックアップとリストアの実行
    1.  
      Microsoft Azure 仮想マシンのバックアップについて
    2.  
      Microsoft Azure Stack の仮想マシンのリストアについて
    3. バックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースからの Microsoft Azure Stack VM のリストアシナリオについて
      1.  
        Microsoft Azure Stack VM のリストアおよびリカバリに関する考慮事項
    4.  
      同じ場所にある Microsoft Azure Stack VM の[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]インターフェースを使用したリストア
    5.  
      同じ場所にある Microsoft Azure Stack VM の bprestore コマンドを使用したリストア
    6.  
      バックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースを使用した Microsoft Azure Stack VM の別の場所へのリストア
    7. バックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースを使用した、変更したメタデータを持つ Microsoft Azure Stack VM の別の場所でのリストア
      1.  
        管理対象外ディスク VM の管理対象ディスク VM への変換
      2.  
        古いプラグインを使用した管理対象外ディスク VM バックアップの管理対象ディスク VM への変換
    8.  
      bprestore コマンドを使用した、変更したメタデータを持つ Microsoft Azure VM の代替の場所へのリストア
    9.  
      bprestore コマンドを使用した、変更したメタデータを持つ Microsoft Azure Stack VM の代替の領域へのリストア
  5. トラブルシューティング
    1.  
      NetBackup for Microsoft Azure のデバッグログについて
    2.  
      NetBackup を使用した Microsoft Azure の保護に関する既知の制限事項
    3.  
      バックアップがエラー 6662 で失敗する
    4.  
      バックアップがエラー 6661 で失敗する
    5.  
      バックアップがエラー 6646 で失敗する
    6.  
      バックアップがエラー 6629 で失敗する
    7.  
      バックアップがエラー 6626 で失敗する
    8.  
      バックアップがエラー 6630 で失敗する
    9.  
      リストアがエラー 2850 で失敗する
    10.  
      バックアップがエラー 1 で失敗する
    11.  
      エラー 9101 で Azure Stack クレデンシャルの NetBackup への追加が失敗する
    12.  
      エラー 7610 で Azure Stack クレデンシャルの NetBackup への追加が失敗する

古いスナップショットのクリーンアップ

  • azurestack.conf ファイル内の ENABLE_SNAPSHOT_CLEANUP の値は、古いスナップショットをクリーンアップするタイミングを指定します。次の値を使用できます。

    • 0

      古いスナップショットを削除しません。これはデフォルト値です。

    • 1

      バックアップジョブが完了した後に、古いスナップショットを削除します。

    • 2

      次回の検出ジョブの一環として、古いスナップショットを削除します。

  • azurestack.conf ファイル内の SNAPSHOT_CLEANUP_MIN の値は、スナップショットが削除されるまでの時間を分単位で指定します。デフォルト値は 1440 分 (24 時間) です。理想的な値は、分単位での 2 つのバックアップジョブの間隔です。

バックアップジョブの一環として作成されたすべてのスナップショットは、同じバックアップジョブで削除されます。ただし、ネットワーク障害、停電など、何らかの理由によりスナップショットが Azure Stack 環境に残ることがあります。このような場合は、ENABLE_SNAPSHOT_CLEANUP パラメータを使用して 1 に設定します。

次の命名規則を使用して、NetBackup が作成するスナップショットを識別できます。

OSDisk

<Disk UUID_OSDisk_9999_<Snap id>_ BDAZSNAP>

次に例を示します。

/cb9b5b6d-0c60-4ed1-9cd7-7aaf054b899f_OSDisk_9999_1600405027_BDAZSNAP

DataDisk

<Disk UUID_DataDisk_1_<Snap id>_ BDAZSNAP>

次に例を示します。

/cb9b5b6d-0c60-4ed1-9cd7-7aaf054b899f_DataDisk_1_1600405027_BDAZSNAP