NetBackup™ for MariaDB 管理者ガイド
MariaDB バックアップの実行
バックアップを実行する前に、次の前提条件を満たす必要があります。
MariaDB エージェントと NetBackup のバージョンが同じであることを確認します。NetBackup を新しいバージョンにアップグレードする場合は、エージェントのバージョンもアップグレードする必要があります。
(LVM ユーザー) MariaDB データとログのディレクトリが、論理ボリューム上にあることを確認します。
(Windows) 環境変数で
NetBackup\bin
ディレクトリを設定します。例:
Path =C:\Program Files\Veritas\Netbackup\bin
(Windows) ユーザー環境変数で
MariaDB\bin
ディレクトリを設定します。NetBackup 管理コンソールから DataStore ポリシーを構成します。
(LVM) ボリュームグループ内にスナップショット用の十分な空き領域があることを確認した上で、
nbmariadb.conf
ファイルまたはコマンドラインで、スナップショットのサイズを設定します。メモ:
スナップショットのサイズが、バックアップするインスタンスのサイズの 50% であることを確認します。
(Linux) シンボリックリンク
libmariadb.so
(正しいlibmariadb.so.<n>
ライブラリバージョンを指す) を作成します。nbmariadb.conf
ファイルの MARIADB_LIB_INSTALL_PATH パラメータを、シンボリックリンクの絶対パスで更新したことを確認します。詳しくは、NetBackup for MariaDB エージェント のインストール後の要件を参照してください。を参照してください。
FLUSH と LOCK のユーザー権限を設定します。
nbmariadb.conf
ファイルで次のパラメータを設定します。DB_USER
DB_PORT
MASTER_SERVER_NAME
POLICY_NAME
SCHEDULE_NAME
MARIADB_LIB_INSTALL_PATH
(Linux) SNAPSHOT_SIZE
インストールの前提条件とインストール後の必要条件を確認します。
詳しくは、NetBackup for MariaDB エージェント のインストールの前提条件を参照してください。を参照してください。
詳しくは、NetBackup for MariaDB エージェント のインストール後の要件を参照してください。を参照してください。
バックアップを実行するには
- 次のコマンドを実行します。
nbmariadb -o backup
-S master_server_name
-P policy_name
-s schedule_name
(Linux)-z snapshot_size
-l mariadb_library_path
[-portnum db_port]
[-u db_user]
(Linux)-b backup_type
- (オプション) データベースパスワードを求められたら入力します。続いて NetBackup がデータベースに接続し、バックアップを開始します。
MariaDB バックアップのスケジュール設定は、DataStore ポリシーを使用してバックアップスクリプトを呼び出すことで、NetBackup 管理コンソールから実行できます。
詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100041621 を参照してください。