NetBackup™ for Hadoop 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup 用 NetBackup for Hadoop プラグインの前提条件およびベストプラクティス
- NetBackup for Hadoop の構成
- バックアップホストの管理
- NetBackup for Hadoop 構成ファイルを使用した NetBackup for Hadoop プラグインの構成
- Hadoop のバックアップとリストアの実行
- トラブルシューティング
- NetBackup for Hadoop データのバックアップ問題のトラブルシューティング
- NetBackup for Hadoop データのリストア問題のトラブルシューティング
Kerberos を使用する NetBackup for Hadoop クラスタの設定
Kerberos を使用する NetBackup for Hadoop クラスタについては、すべてのバックアップホストで次のタスクを実行します。
すべてのバックアップホストに Kerberos パッケージが配布されていることを確認します。
RHEL の場合は krb5-workstation パッケージ
SUSE の場合は krb5-client
keytab
ファイルを取得して、バックアップホストの安全な場所にコピーします。keytab
に必要なプリンシパルがあることを確認します。適切な KDC サーバーとレルムの詳細で
krb5.conf
ファイルを手動で更新します。メモ:
default_ccache_name パラメータの値が KEYRING:persistent:%{uid} に設定されていないことを確認してください。パラメータをコメントアウトしてデフォルトを使用することもできますし、FILE:/tmp/krb_file_name:%{uid} などのファイル名を指定することもできます。
NetBackup for Hadoop のクレデンシャルを NetBackup に追加するときに、application_server_user_id の値として「kerberos」を指定します。NetBackup での NetBackup for Hadoop クレデンシャルの追加を参照してください。
Kerberos 認証を使用する NetBackup for Hadoop クラスタのバックアップとリストア操作については、NetBackup for Hadoop クラスタを認証するため、NetBackup for Hadoop に有効な Kerberos チケット認可チケット (TGT) が必要となります。Kerberos 認証を使用する NetBackup for Hadoop クラスタのバックアップおよびリストア操作実行の前提条件を参照してください。
Kerberos を使用するには、ユーザーは、HDFS のフルアクセスと所有権を持つスーパーユーザーである必要があります。バックアップホストのユーザーに有効なトークンが必要です。