Enterprise Vault™ Skype for Business のアーカイブの設定
- このマニュアルについて
- Skype for Business アーカイブの概要
- Skype for Business アーカイブのインストール
- Skype for Business アーカイブの設定
- Skype for Business アーカイブの手動設定
- Skype for Business アーカイブターゲットの編集
- 利用可能な Skype for Business アーカイブターゲットの一覧表示
- Skype for Business アーカイブターゲットの削除
- Skype for Business の会話のアーカイブに使用する Enterprise Vault サーバーの変更
- Skype for Business アーカイブでの Compliance Accelerator または Discovery Accelerator の使用
- 付録 A. Skype for Business の PowerShell cmdlet
新しい Enterprise Vault サーバーを使用するように Skype for Business ターゲットを更新する
管理コンソールまたは PowerShell を使用して Skype for Business ターゲットを更新できます。
PowerShell を使用してアーカイブ先を更新する場合は、新しいサーバーにすでに SMTP アーカイブタスクが存在する必要があります。SMTP アーカイブタスクが存在しない場合は、PowerShell コマンドレットに失敗します。
管理コンソールを使用して Skype for Business ターゲットを更新するには
- 管理コンソールの左ペインで、[対象]ノードを見つけます。
- [対象]で[Skype for Business]コンテナをクリックします。
- 編集対象のアーカイブを右クリックして、[プロパティ]をクリックします。
[Skype for Business ターゲットのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
- [Enterprise Vault サーバー]リストで、別の Enterprise Vault サーバーを選択します。
Enterprise Vault、サーバーで SMTP アーカイブタスクが見つからない場合は、[新規タスク]ボタンを利用できます。ボタンをクリックして、SMTP 保存フォルダに適した場所などの SMTP アーカイブタスクに必要な情報を入力します。
- [OK]をクリックします。
Enterprise Vault で、以前のサーバーのユーザーから権限を削除し、その後でそれらの権限を新しいサーバーのユーザーに追加するように求められます。
PowerShell を使用して Skype for Business ターゲットを更新するには
- Enterprise Vault 管理シェルで、Set-EVSkypeForBusinessTarget を実行して -EVServer パラメータを更新します。次に例を示します。
Set-EVSkypeForBusinessTarget -TargetComputerFQDN "skype01.example.com" -EVServer evserver02.example.local
-TargetComputerFQDN パラメータは、Skype for Business Server を実行しているコンピュータを識別します。-EVServer パラメータは新しい Enterprise Vault サーバーを識別します。
Enterprise Vault で、以前のサーバーのユーザーから権限を削除し、その後でそれらの権限を新しいサーバーのユーザーに追加するように求められます。メッセージが表示されないようにするには、-AssignPermission および -RevokePermission のパラメータを使用します。