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NetBackup™ NAS 管理者ガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- 第 I 部 NAS バックアップについて
- 第 II 部 NAS-Data-Protection (D-NAS) の使用
- D-NAS の概要
- D-NAS の計画とチューニング
- D-NAS 構成の前提条件
- NAS ボリュームの D-NAS ポリシーの構成
- アクセラレータの使用
- ベンダー変更追跡の使用
- D-NAS ポリシーを使用したレプリケーション
- D-NAS バックアップからのリストア
- トラブルシューティング
- トラブルシューティング
- ログレベルの設定
- Linux プラットフォームのログディレクトリ
- Windows プラットフォームのログフォルダ
- 複数ストリームリストアのログフォルダ
- スナップショットからのリストアが状態 133 で失敗する
- スナップショットからのバックアップがエラー 50 で失敗する
- スナップショットの親ジョブからのバックアップがエラー 4213 (スナップショットのインポートに失敗しました (Snapshot import failed)) で失敗する
- バックアップホストプールの作成が「ホストリストのフェッチに失敗しました (Failed to fetch host list)」というエラーで失敗する
- スナップショットジョブが失敗し、スナップショットコマンドがボリューム名を認識しない
- NetApp NAS ボリュームのアクセラレータが有効になっている増分バックアップ
- スナップショット方式: 自動
- NAS-Data-Protection ポリシーのスナップショットジョブからのバックアップがエラー 4213 で失敗する
- バージョン 10.3 より前のバックアップホストで VCT 対応でないインデックス付けジョブが次に実行される場合に、完全 VCT 対応インデックス付けジョブが実行される
- NAS データ保護ポリシーのスナップショットからのバックアップジョブがエラー 927 で失敗する
- 第 III 部 NDMP の使用
- NetBackup for NDMP の概要
- NetBackup for NDMP について
- ネットワークデータ管理プロトコル (NDMP) について
- NDMP バックアップの形式
- NetBackup の NDMP ポリシーについて
- NetBackup ストレージユニットについて
- 異なるホストへのテープドライブの割り当てについて
- NDMP バックアップ処理について
- NDMP リストア処理について
- ダイレクトアクセスリカバリ (DAR) について
- Snapshot Client の補足情報
- NDMP の多重化について
- Replication Director の NDMP サポートについて
- NDMP を使用した Replication Director の制限
- NetApp clustered Data ONTAP (cDOT) に対する NDMP のサポートについて
- NetBackup for NDMP のインストールについての注意事項
- NDMP に接続されたデバイスへの NDMP バックアップの構成
- NDMP に接続されたデバイスの構成について
- NAS (NDMP) ホストへの NetBackup アクセスの認証
- 3-Way バックアップとリモート NDMP のアクセス権について
- [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]の構成について
- デバイスの構成ウィザードを使用した NDMP ファイラの設定
- ボリュームの追加について
- NDMP パスワードとロボット接続の検証について
- NDMP ストレージユニットの追加
- NDMP ポリシーの作成について
- バックアップ対象リスト内の環境変数について
- NetApp cDOT バックアップポリシーに適しているホストの選択について
- NDMP ポリシーのスケジュールのバックアップ形式について
- DAR の有効化または無効化について
- クラスタ環境での NetBackup for NDMP の構成
- NetBackup メディアサーバーへの NDMP バックアップ (リモート NDMP) の構成
- NDMP ダイレクトコピーの構成
- Accelerator for NDMP
- リモート NDMP とディスクデバイス
- NetBackup for NDMP での Shared Storage Option (SSO) の使用
- NDMP の NAS アプライアンス情報
- NAS アプライアンスのサポートについて
- ベンダーに固有でない情報
- ベンダー固有の情報
- バックアップおよびリストアの手順
- トラブルシューティング
- NetBackup for NDMP のスクリプトの使用
- NetBackup for NDMP スクリプトについて
- ndmp_start_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_start_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_end_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_end_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_start_path_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_start_path_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_end_path_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_end_path_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_moving_path_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_moving_path_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- NetBackup for NDMP の概要
指定した時点へのロールバック
最小の I/O で、ファイルシステム全体、ボリューム、または共有のスナップショットをリストアすることもできます。このようなリストアを、指定した時点へのロールバックといいます。スナップショット内のすべてのデータがリストアされます。ロールバックでは、単一ファイルのリストアは実行できません。
警告:
ロールバックを行うと、リストアするスナップショットの作成日時以降に作成されたすべてのファイルが削除されます。ロールバックにより、ファイルシステムまたはボリュームは指定した時点の状態に戻ります。この時点より後に行われたデータの変更または作成されたスナップショットは、すべて失われます。
また、1 つのディスクまたはボリュームグループに複数の論理ボリュームがあり、特定の論理ボリュームの[指定した時点へのロールバック (Point in Time Rollback)]を実行した場合、ディスク全体またはボリュームグループが指定した時点にリストアされます。
ロールバックを実行できるのは、ファイルシステム、ボリューム、または共有をクライアント上の元の場所にリストアする場合だけです。
スナップショットを使用したロールバックの実行:
- 左側の[リカバリ (Recovery)]をクリックします。[リカバリ (Recover)]ページで、[標準リカバリ (Regular recovery)]の下にある[リカバリの開始 (Start recovery)]をクリックします。
- [基本プロパティ (Basic properties)]タブで、ポリシー形式に[NAS-Data-Protection]を選択します。[リストア形式 (Restore type)]で、[指定した時点へのロールバック (Point in Time Rollback)]を選択します。リカバリするソースクライアントを選択し、[次へ (Next)]をクリックします。
- [リカバリの詳細 (Recovery details)]タブの[バックアップ履歴 (Backup History)]テーブルに表示されるバックアップから、リストアするイメージを選択します。[編集 (Edit)]をクリックすると、すべての日付のスナップショットイメージのリストが検索されます (日付範囲は設定できません)。
- リストからイメージを選択して、[次へ (Next)]をクリックします。
[リストアターゲットオプション (Restore target options)]で、[すべてを元の場所にリストア (Restore everything to original location)]を選択します。NetBackup ホストを指定する必要があります。
- (オプション) [リカバリオプション (Recovery Options)]で、[そのバックアップポイント後に取得されたスナップショットが削除されてもロールバックを強制します (Force rollback even if it deletes the snapshot(s) taken after that backup point)]を選択します。このオプションを選択しない場合、選択したバックアップポイントの後に取得されたスナップショットが存在するときは、リカバリは実行されません。
- リカバリにデフォルトのメディアサーバーを使用しない場合は、必要なメディアサーバーを選択します。リカバリジョブの優先度を設定します。
- [確認 (Review)]タブで、選択したすべての内容を確認します。設定を変更するには、[前へ (Previous)]をクリックします。[リカバリの開始 (Start recovery)]をクリックして、リカバリを開始します。