Veritas Access クラウドストレージ階層化ソリューションガイド

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Product(s): Access (7.4)
Platform: Linux

Veritas Access のオンプレミスデータを Microsoft Azure クラウドに移動するメリット

Veritas Access のオンプレミスデータを Azure に移動して、ストレージコストを節約したり、Azure ストレージサービスにアクセスしたりできます。スケールアウトファイルシステムのクラウド階層を使って複数の Azure ストレージアカウントを設定すると、500 TB を超えるストレージをクラウド階層で使用できます。

Veritas Access で Azure クラウド階層を使用すると、以下が可能になります。

  • 複数の Azure ストレージアカウントを接続して、Azure の制限値であるストレージアカウントあたり 500 TB を超えるデータを保存する。

  • 単一の Azure 階層で、Azure サブスクリプションあたり 100 PB のデータを保存する。

  • Azure のストレージアカウントの暗号化機能を使用して、保存時にデータを暗号化する。

    スケールアウトファイルシステムのクラウドストレージ階層で使用されるストレージアカウントのストレージサービス暗号化を有効または無効にするには、Azure のポータルを使用します。

  • Azure のクールアクセス階層を使用して、コールドデータのコストを節約する。

    ホットとクールのアクセス階層間でアクセス階層を切り替えるには、Azure のポータルを使用します。