Veritas Access クラウドストレージ階層化ソリューションガイド

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Product(s): Access (7.4)
Platform: Linux

クラウド階層を追加するワークフロー

デフォルトでは、スケールアウトファイルシステムは単一のプライマリ階層を備えています。この階層は、スケールアウトファイルシステムのオンプレミスのストレージです。追加の階層としてクラウドサービスを追加できます。クラウド階層の設定後は、スケールアウトファイルシステムの階層間でデータを移動できます。

???を参照してください。

Amazon Glacier の注意事項と取得オプションを参照してください。

Veritas Access のオンプレミスデータを Microsoft Azure クラウドに移動するメリットを参照してください。

クラウド階層 (Alibaba、AWS、AWS GovCloud (米国)、Azure、Google、S3 互換) を追加するには、次に挙げる順序 (GUI 操作順序) で操作を実行します。

  1. 選択したクラウドプロバイダのクラウドサブスクリプションを追加します。

  2. ファイルシステムの最小サイズが 10 GB のスケールアウトファイルシステムを作成します。

  3. オンプレミスストレージのストレージプールを選択します。

  4. クラウドストレージを追加するように指定して、クラウド階層の名前を指定します。

  5. クラウドストレージプロバイダとその他のフィールドを選択します。

    Alibaba

    クラウドサービスを選択します。

    リージョンを選択します。

    AWS

    クラウドサービスを選択します。

    階層のタイプとして Glacier または S3 を選択します。

    リージョンを選択します。

    AWS GovCloud (米国)

    クラウドサービスを選択します。

    階層のタイプとして Glacier、S3、S3 (FIPS) のいずれかを選択します。

    Azure

    クラウドサービスを選択します。

    メモ:

    同じクラウド階層に追加の Azure ストレージアカウントを追加すると、500 TB を超えてクラウド階層の容量を拡張できます。クラウド階層に追加のストレージアカウントを追加するには、異なる Azure ストレージアカウントで上記の手順を繰り返し、同じクラウド階層名を指定します。クラウドサブスクリプションを追加すると、ストレージアカウント情報を提供したことになります。ストレージアカウント情報がクラウドサブスクリプションに含まれているためです。

    Google

    クラウドサービスを選択します。

    .json ファイルが必要です。.json ファイルはクラウドサービスに含まれています。

    階層のタイプとして Coldline、Multi-Regional、Nearline、Regional のいずれかを選択します。

    リージョンを選択します。

    IBM Cloud Object Storage

    クラウドサービスを選択します。

    リージョンを選択します。

    S3 互換

    クラウドサービスを選択します。

    クラウドサービスには、アクセスキー、シークレットキー、S3 サーバーの REST エンドポイントが含まれます。