Veritas NetBackup™ 5340 Appliance 製品説明

5U84 プライマリストレージシェルフと 5U84 拡張ストレージシェルフの背面コンポーネントについて

このセクションでは、5U84 プライマリストレージシェルフと 5U84 拡張ストレージシェルフの背面コンポーネントについて説明します。

図: 5U84 プライマリストレージシェルフの背面コンポーネント

図: 5U84 拡張ストレージシェルフの背面コンポーネント

5U84 プライマリストレージシェルフでは、バックパネルの上部にある 2 つのスロットに取り付けられた 2 つの RAID コントローラを使用します。RAID コントローラは、5U84 プライマリストレージシェルフのディスクドライブに保存されているデータを RAID データ保護技術で保護します。RAID コントローラは、5U84 プライマリストレージシェルフに接続するオプションの 5U84 拡張ストレージシェルフも RAID データ保護技術で保護します。

光ファイバーケーブルを使用して、ストレージシェルフの RAID コントローラ経由で NetBackup 5340 Appliance の計算ノードを 5U84 プライマリストレージシェルフに接続します。

中央のスロットを使用して、5 つの高性能ファンモジュールをストレージシェルフのミッドプレーンコネクタに接続します。それぞれのファンモジュールは、2 つの高性能二重反転ファンを備えており、各内部ファンには個別の電源および制御回路が搭載されています。

ファンモジュールの下にあるスロットには、2 つの冗長電源ユニット (PSU) が装備されています。

動作させるには、5U84 プライマリストレージシェルフで少なくとも 1 つの RAID コントローラ、1 つの電源ユニット、および 4 つのファンモジュールが正常に機能する必要があります。

5U84 拡張ストレージシェルフでは、バックパネルの上部にある 2 つのスロットに取り付けられた 2 つの拡張 I/O モジュールを使用します。拡張 I/O モジュールは、5U84 プライマリストレージシェルフと 5U84 拡張ストレージシェルフ間で SAS3 を使用して I/O データを転送します。拡張 I/O モジュールは、1 台目の 5U84 拡張ストレージシェルフと最大 2 台の追加の 5U84 拡張ストレージシェルフ間でも I/O データを転送します。

SAS3 ケーブルを使用して、5U84 拡張ストレージシェルフの拡張 I/O モジュール経由で 5U84 拡張ストレージシェルフを 5U84 プライマリストレージシェルフに接続します。また、SAS3 ケーブルを使用して、最大 2 台の追加の 5U84 拡張ストレージシェルフを 1 台目の 5U84 拡張ストレージシェルフにデイジーチェーン方式で接続します。

中央のスロットを使用して、5 つの高性能ファンモジュールをストレージシェルフのミッドプレーンコネクタに接続します。それぞれのファンモジュールは、2 つの高性能二重反転ファンを備えており、各内部ファンに個別の電源と制御回路が搭載されています。デバイスで、少なくとも 1 つの RAID コントローラ、1 つの電源モジュール、1 つのファンモジュールが正常に機能する必要があります。

ファンモジュールの下にあるスロットには、2 つの冗長電源ユニット (PSU) が装備されています。

動作させるには、5U84 拡張ストレージシェルフで少なくとも 1 つの拡張 I/O モジュール、1 つの PSU、4 つのファンモジュールが正常に機能する必要があります。

Veritas 5U84 拡張ストレージシェルフの拡張 I/O モジュールを参照してください。