Veritas NetBackup™ 5340 Appliance 製品説明

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Product(s): Appliances (3.1 (5340))
  1. NetBackup 5340 Appliance について
    1.  
      NetBackup 5340 Appliance について
    2.  
      アプライアンスの機能とコンポーネント
    3.  
      アプライアンスのシリアル番号の確認
    4. アプライアンス計算ノードのディスクドライブの構成について
      1.  
        アプライアンスのディスクドライブの LED について
    5.  
      計算ノードの前面パネルの USB ポートについて
    6. アプライアンスのコントロールパネルについて
      1.  
        システム状態 LED の状態について
      2.  
        電源ボタンの LED の状態について
    7. アプライアンスの計算ノードの背面パネルについて
      1.  
        NetBackup 5340 Appliance で利用可能な標準の PCIe ベースの I/O 構成
      2. NetBackup 5340 Appliance のオンボードと PCIe ベースの I/O ポートの合計数
        1.  
          QLE2692 デュアルポートの 16 Gb ファイバーチャネルのホストバスアダプタ
        2.  
          QLE8442 デュアルポート 10 Gb イーサネット/iSCSI 対応カード (SFP+ モジュール付属)
        3.  
          QLE2562 デュアルポート 8 Gb ファイバーチャネルのホストバスアダプタ (SFP+ モジュール付属)
      3.  
        NetBackup 5340 Appliance のオンボードネットワークインターフェースポートの場所と速度
  2. Veritas 5U84 ストレージシェルフについて
    1. NetBackup 5340 Appliance ストレージシェルフについて
      1.  
        アプライアンスの利用可能なストレージオプション
      2. Veritas 5U84 ストレージシェルフのディスクドライブドロワーについて
        1.  
          ディスクドライブスロットの番号
        2.  
          DDIC (Disk Drive In Carrier) モジュール
        3.  
          ディスクドライブドロワーのプリント基板 (PCB) アセンブリ
        4.  
          ドロワーサイドプレーンの状態パネル
        5.  
          ドロワーのサイドプレーンのホットスワップ LED インジケータ
      3.  
        5U84 プライマリストレージシェルフと 5U84 拡張ストレージシェルフのコントロールパネル
    2. 5U84 プライマリストレージシェルフと 5U84 拡張ストレージシェルフの背面コンポーネントについて
      1.  
        Veritas 5U84 プライマリストレージシェルフの RAID コントローラ
      2. Veritas 5U84 拡張ストレージシェルフの拡張 I/O モジュール
        1.  
          拡張 I/O モジュールの状態 LED の場所と状態
        2.  
          拡張 I/O モジュールの SAS 動作状態表示用 LED の場所と状態
      3.  
        Veritas 5U84 ストレージシェルフの冷却モジュール
      4.  
        5U84 ストレージシェルフの電源ユニット
  3. NetBackup 5340 Appliance および 5U84 ストレージシェルフのケーブル
    1.  
      電源ケーブル
    2.  
      ネットワークケーブル
    3.  
      マルチモード光ファイバーケーブル
    4.  
      SAS3 ケーブル
    5.  
      ツイナックス銅ケーブル
  4. 付録 A. 技術仕様、環境/プロトコル標準、および準拠規格
    1.  
      NetBackup 5340 計算ノードの技術仕様
    2.  
      Veritas 5U84 ストレージシェルフの技術仕様
    3.  
      環境仕様
    4.  
      プロトコル規格
    5. 規制、コンプライアンス、認定について
      1.  
        製品規制の適合
      2.  
        製品安全性の適合
      3.  
        製品の EMC 適合 - クラス A に準拠
      4.  
        製品エコロジー規制の準拠
      5.  
        証明書/登録/宣言書
      6. 電磁適合性の表記
        1.  
          FCC の検証文 (米国)
        2.  
          ICES-003 (カナダ)
        3.  
          CE 適合宣言書 (ヨーロッパ)
        4.  
          VCCI (日本)
        5.  
          BSMI (台湾)

アプライアンス計算ノードのディスクドライブの構成について

NetBackup 5340 Appliance 計算ノードには、2 TB SAS ハードディスクドライブが 5 つ搭載されており、これらには計算ノードの前面パネルからアクセスできます。計算ノードのメインボードに埋め込まれた RAID コントローラを使って 5 つのディスクドライブのうち 4 つを、2 つの RAID1 ミラーボリュームに構成します。

2 つの RAID1 ボリュームには、Volume 0 と Volume 1 というラベルが付きます。スロット 0 とスロット 1 にあるディスクドライブは RAID1、VOLUME0 のデバイスとして構成されます。これらのディスクドライブには、アプライアンスのオペレーティングシステム、オペレーティングシステムのスワップファイル、NetBackup アプリケーションが含まれます。1 つのドライブで問題が発生した場合は、これらのディスクドライブのいずれかをホットスワップできます。ただし、両方のディスクドライブが取り外された場合は、アプライアンスを操作できません。

スロット 2 とスロット 3 にあるディスクドライブは RAID1 の VOLUME1 デバイスとして構成されます。Volume 1 には、ログファイルが含まれています。RAID1、VOLUME0 のデバイスと同様に、1 つのドライブで問題が発生した場合は、一度に 1 つのディスクドライブをホットスワップできます。ただし、両方のドライブが取り外された場合は、アプライアンスを操作できません。

アプライアンスは、スロット 4 のディスクドライブをホットスペアディスクとして使います。いずれかの RAID ボリュームのディスクドライブでハードウェアのエラーが起きると、アプライアンスは RAID の再構築操作を自動的に開始します。再構築操作時に、アプライアンスはスロット 4 のホットスペアディスクにランダムにアクセスし、それを使用して RAID ボリュームを再構築します。

図: NetBackup 5340 Appliance 計算ノードの前面パネルにあるディスクスロットの割り当て

NetBackup 5340 Appliance 計算ノードの前面パネルにあるディスクスロットの割り当て

表: NetBackup 5340 Appliance 計算ノードの前面パネルにあるディスクドライブの構成

スロット

RAID レベル

ディスクドライブのサイズ (TB)

ディスクドライブの役割

0、1

RAID1

2 TB

オペレーティングシステムのブートボリューム/オペレーティングシステムのスワップファイル/NetBackup アプリケーション

2、3

RAID1

2 TB

ログファイル

4

2 TB

ホットスペア

5 - 11

ディスクドライブは取り付けられていません