Veritas NetBackup™ アップグレードガイド
- 概要
- NetBackup 8.1.1 の変更について
- アップグレード計画
- マスターサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- 付録 A. 参照先
インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは NetBackup 8.1.1 にアップグレードする
NetBackup 環境でクラウドストレージを使用する場合には、NetBackup 8.1.1 をインストールするかまたはそのバージョンにアップグレードした直後に、NetBackup マスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新する必要がある場合があります。NetBackup 8.1.1 へのアップグレード後にクラウドプロバイダまたは関連の拡張機能がクラウド構成ファイルから利用できない場合、関連する操作は失敗します。
ベリタスはリリース間にもクラウド構成ファイルへの新しいクラウドサポートを継続的に追加します。NetBackup 8.1.1 の最終ビルドに含まれるクラウドストレージサポートは、クラウド構成パッケージのバージョン 2.3.2 に含まれるものと同じです。
クラウド構成ファイルの更新は、クラウド構成パッケージのバージョン 2.3.3 以降にクラウドストレージプロバイダが追加された場合にのみ必要です。バージョン 2.3.3 には次のクラウドサポートが追加されていますが、NetBackup 8.1.1 の最終ビルドには含まれていません。
Deutsche Telekom Open Telekom Cloud (S3) - デフォルトの URL 形式を変更
IBM Cloud Object Storage (S3) - Cold ストレージクラス
IBM Cloud Object Storage (S3) - Flex ストレージクラス
IBM Cloud Object Storage (S3) - Standard ストレージクラス
IBM Cloud Object Storage (S3) - Vault ストレージクラス
IBM Cloud Object Storage (S3) - Vault ストレージクラス
IBM Cloud Object Storage (S3) - EU Cross Region
IBM Cloud Object Storage (S3) - US Cross Region
IBM Cloud Object Storage (S3) - US East Region
IBM Cloud Object Storage (S3) - EU South Region
Iron Mountain Iron Cloud (S3)
NetApp StorageGRID (S3) - LAN
NetApp StorageGRID (S3) - WAN 用にデフォルトの URL 形式を変更
NooBaa (S3)
Oracle Cloud Infrastructure (S3)
最新のクラウド構成パッケージについては、次のテクニカルノートを参照してください。
https://www.veritas.com/support/ja_JP/article.100033434
クラウドストレージ構成ファイルの追加方法については、次のテクニカルノートを参照してください。