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NetBackup™ トラブルシューティングガイド

Last Published: 2025-04-25

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (11.0)

信頼の追加または更新のトラブルシューティング

このトピックでは、ソースとターゲットのプライマリサーバー間で、信頼を追加または更新する操作が失敗した場合に問題をトラブルシューティングする方法について説明します。

問題

ソースプライマリサーバーとターゲットプライマリサーバー間で信頼の追加または更新に失敗しました。

原因

この問題は、次の原因で発生する場合があります。

原因 1: ターゲットプライマリサーバーへのソースプライマリサーバーの登録に失敗した。
原因 2: 信頼できるプライマリサーバーデータベースおよび構成ファイルにターゲットプライマリサーバーを TRUSTED_MASTER として追加することに失敗した。

原因 1 (ターゲットプライマリサーバーへのソースプライマリサーバーの外部証明書の登録に失敗した) の解決方法

Windows 証明書ストアの問題のトラブルシューティングを参照してください。

原因 2 (信頼できるプライマリサーバーデータベースおよび構成ファイルにターゲットプライマリサーバーを TRUSTED_MASTER として追加することに失敗した) の解決方法

信頼の追加または更新のトラブルシューティングを行う方法

エラーメッセージ (［終了状態 5630: リモートプライマリサーバーのバージョンの取得に失敗しました。(EXIT STATUS 5630: Failed to get version of remote primary server.)］) を確認します。
vnetd プロキシサービスが停止している場合、またはソースプライマリサーバーで vnetd プロキシへの接続に失敗した場合は、次の順序でログを確認します。
- リモートプライマリサーバーの vnetd プロキシへの接続を確認します。
  リモートプライマリサーバーの vnetd プロキシへの接続を確認するには、bptestbpcd -host remote_primary_server_name コマンドを実行します。
- プロキシログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\nbpxyhelper\log_file
  Linux の場合: /usr/openv/logs/nbpxyhelper/log_file
エラーメッセージ (［終了状態 5616: ローカルプライマリサーバーにアクセスできません。(EXIT STATUS 5616: The local primary server is not reachable.) 現在、信頼が単方向になっています。リモートプライマリサーバーはローカルプライマリサーバーを信頼していますが、ローカルプライマリサーバーはリモートマスターサーバーを信頼していません。(The trust is unidirectional right now, the remote primary server trusts the local primary server, but the local primary server doesn't trust the remote master.) 信頼を除去してください (Please remove the trust)」) を確認します。
ソースプライマリサーバーで bprd サービスが停止している場合は、次の順序でログを確認します。
- bprd ログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\bprd\log_file
  UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bprd/log_file
- プロキシログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\nbpxyhelper\log_file
  Linux の場合: /usr/openv/logs/nbpxyhelper/log_file
- EMM データベースログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\nbemm\log_file
  Linux の場合: /usr/openv/logs/nbemm/log_file