Enterprise Vault™ Compliance Accelerator レビューアガイド
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- Veritas Surveillance の概要
- レポートの作成と表示
- 拡張レポート
- OData Web サービスを介したレポートへのアクセス
認証
データアクセスのセキュリティと整合性を確保するために、レポート API は認証を必要とします。認証を使用して、要求元のクライアントまたはアプリケーションの ID を検証し、API リソースにアクセスするために必要な権限があるかどうかを判断します。この API では、主に次の 2 つの認証方法がサポートされています。
レポートエンドポイント API を設定すると、ベース URL、プライマリおよびセカンダリ API キーが生成されます。API 要求の X-API-Key ヘッダーにプライマリ API キーまたはセカンダリ API キーを含めます。
次に例を示します。
X-API-Key:<Primary or Secondary API Key>
基本認証は、API クライアントが各要求でユーザー名とパスワードを提供する方法です。ユーザーは、このメソッドの認証ヘッダーにエンコードされた文字列を使用します。要求の受信者は、この文字列を使用してユーザーの ID とリソースへのアクセス権を検証します。
次に例を示します。
Authorization: Basic <Base64 encoded credentials>
Base64 エンコードクレデンシャルを生成するには:
クレデンシャル (ユーザー名とパスワード) をコロン (:) と組み合わせます。
メモ:
ユーザー名は ReportingApiUser である必要があります。パスワードは、レポートエンドポイントの設定後に提供されるプライマリまたはセカンダリの API キーである必要があります。どちらかのパスワードを使用します。
例: ReportingApiUser:32adasdf3asdcvzxcweasd
前述の手順で説明したクレデンシャルを指定した後、Base64 エンコードクレデンシャルを生成します。これは、認証ヘッダーの設定時に必要です。
例: dGVuYW50OmtleQ==
したがって、このユーザーが行った要求は、次のヘッダーとともに送信されます。
Authorization: Basic dGVuYW50OmtleQ==
この要求を受信したサーバーは、認証ヘッダーにアクセスし、クレデンシャルをデコードし、ユーザーを検索して要求されたリソースへのアクセスを許可するかどうかを決定できます。