NetBackup IT Analytics リリースノート

Last Published:
Product(s): NetBackup IT Analytics (11.5)
  1. はじめに
    1.  
      NetBackup IT Analytics 11.5 について
  2. パッチリリース
    1. パッチリリース: NetBackup IT Analytics
      1.  
        11.5.05 パッチリリースノート
      2.  
        11.5.04 パッチリリースノート
      3.  
        11.5.03 パッチリリースノート
      4.  
        11.5.02 パッチリリースノート
      5.  
        11.5.01 パッチリリースノート
  3. 新機能
    1.  
      ポータルの Data Collector 管理の最適化
    2.  
      新しいアラート - 残りのクリーニング回数ゼロ (Zero Cleaning Left)
    3.  
      ポータルからライセンスを削除するためのプロビジョニング
    4.  
      [NetBackup イベント監視 (NetBackup Event Monitor)]精査をサービス状態を収集するように強化
    5.  
      暗号化された秘密鍵を使用するための Data Collector
    6.  
      ジョブダッシュボード
    7.  
      生成を必要としないレポートのエクスポートまたは電子メール送信 (パッチ 11.4.04)
    8.  
      SSH を使用した集中型の Windows データ収集
    9.  
      オンプレミスの NetBackup に接続された Veritas Flex Appliance からのデータの収集
    10.  
      重複したホストの検索と結合の改善
    11.  
      ホスト照合識別子
    12.  
      Commvault ホスト名と表示名のスワップを防ぐための新しいシステム構成
    13.  
      ExaGrid のバックアップ用階層型バックアップストレージ (パッチ 11.4.07 および 11.5.01)
    14.  
      レポートテンプレートとダッシュボードテンプレートの電子メールとエクスポートのスケジュール設定 (パッチ 11.5.01)
    15.  
      Cohesity DataProtect からのデータ収集を Foundation ライセンスに追加 (パッチ 11.5.02)
    16.  
      ホスト更新の監査証跡フレームワーク
  4. サポートされているシステム
    1.  
      ポータルのサポート対象オペレーティングシステム
    2.  
      Data Collector のサポート対象オペレーティングシステム
    3. サポート対象ブラウザとディスプレイの解像度
      1.  
        Linux ポータルサーバー: エクスポートおよび電子メールで送信されるレポート
    4.  
      ライフサイクル終了
  5. インストールとアップグレード
    1.  
      ポータルインストールのメモリ要件
    2.  
      パフォーマンスプロファイルと送信されるデータ
  6. 修正された問題
    1.  
      概要
    2.  
      修正された問題
  7. 既知の問題と最適化
    1.  
      既知の問題
    2.  
      最適化: 大規模な収集のための Linux ファイルハンドル設定のカスタマイズ
    3.  
      ライフサイクル終了 (EOL)

ホスト照合識別子

ホスト照合識別子は、顧客固有のホストを作成することで、単一の NetBackup IT Analytics ドメインで複数の顧客を管理しているサービスプロバイダ向けに導入されました。ホスト照合識別子は、同一のホスト名を持つホストとデータ収集を区別するのに役立ちます。ポータルでホスト照合識別子を有効化または保持する機能は、スーパーユーザーまたは管理者に制限されています。NetBackup IT Analytics ポータルには、特定のユーザーまたはユーザーグループにアクセスを手動で付与できるオプションも用意されています。この機能を有効にするには、[管理者 (Admin)]タブ、[詳細 (Advanced)]、[システム構成 (System Configuration)]、[カスタムパラメータ (Custom Parameters)]の順に移動し、そこでシステムレベルのパラメータ portal.hostMatchingIdentifier.enabled を追加して、その値を[True]に設定する必要があります。

また、[インベントリ (Inventory)]ビューにより表示されるホストとバックアップサーバーに関するレポートに、新しい列[ホスト照合識別子 (Host Matching Identifier)]が追加されました。この列は、レポートに表示される[列 (Columns)]リストを使用してレポートに追加できます。

ホスト照合識別子を追加または更新すると、ホストエントリが重複する可能性があることに注意してください。ホスト照合識別子を Data Collector ポリシーに追加すると、識別子テキストがホストの照合プロセスで不可欠な部分になり、収集後の識別子を変更すると、新しい識別子を持つホストがさらに作成されることになります。このような複雑さと必要とされる専門知識を考慮して、この機能は NetBackup IT Analytics ポータルではデフォルトで無効になっています。

詳しくは、『NetBackup IT Analytics システム管理者ガイド』の「ホスト照合識別子」を参照してください。