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クラウド環境の Veritas InfoScale™ 8.0 Solutions
Last Published:
2022-01-26
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (8.0)
Platform: Linux,Windows
- 概要と準備
- アマゾンウェブサービス用の構成 - Linux
- アマゾンウェブサービス用の構成 - Windows
- Microsoft Azure 用の構成 - Linux
- Microsoft Azure 用の構成 - Windows
- Google Cloud Platform 用の構成 - Linux
- Google Cloud Platform 用の構成 - Windows
- クラウド環境でのレプリケーション
- Cloud Connector を使用したクラウドへのファイルの移行
- クラウド配備の問題のトラブルシューティング
複数の Azure サイトと複数の領域間 (キャンパスクラスタ) でのレプリケーション - Linux
キャンパスクラスタ内の領域間でレプリケーションを設定するには、両方の領域で次の手順を実行します。
- インバウンドおよびアウトバウンドの通信に使用するポートを有効にします。
必要なポートおよびサービスのリストについては、『Veritas InfoScale レプリケーション管理者ガイド - Linux』を参照してください。
- Azure ポータルを使用して、両方の領域内にリソースグループ (RG) を作成します。
- 各領域内で VNet を作成し、それぞれの VNet 用に IP アドレス空間を重複しないように指定します。
- 両方の領域で作成した VNet に、サブネットとゲートウェイサブネットを作成します。
- 両方の領域内に仮想ネットワークゲートウェイを作成します。
- 2 つの仮想ネットワークゲートウェイ間に接続を確立します。
- サブネット内に仮想マシンを作成し、ストレージをプロビジョニングします。
- 適切な InfoScale 製品をインストールします。
- FSS ディスクグループ、VxVM ボリューム、ストレージレプリケータログ (SRL)、レプリケーションボリュームグループ (RVG)、および RLink を作成します。
詳しくは、『Storage Foundation Cluster File System High Availability 管理者ガイド』を参照してください。
メモ:
Azure 環境では、プロビジョニング対象の各仮想マシンに、関連付けたストレージディスクのほかに、デフォルトで一時リソースディスクが含まれます。この一時リソースディスクは、揮発性ストレージとして機能します。一時リソースを、永続データを格納するためのデータディスク (VxVM ディスク) として使用しないでください。ディスクは、マシンの再配備後または再起動後に変わることがあり、その場合データは失われます。Azure での一時ディスクの使用方法について詳しくは、Microsoft 社のマニュアルを参照してください。
一時リソースディスクの識別方法の詳細:
一時リソースディスクの特定について - Linuxを参照してください。
- 両方の領域にクラスタを作成します。
- すべてのクラスタノードの iptable をフラッシュします。
# iptable -F
- プライベート IP アドレスまたは仮想 IP アドレスを使用して、レプリケーションを設定します。
レプリケーションの設定について詳しくは、『Veritas InfoScale レプリケーション管理者ガイド - Linux』で「レプリケーションの設定」の章を参照してください。
- レプリケーションの状態を確認します。
# vradmin -g dg_name repstatus rvg_name
レプリケーション状態に次が示されることを確認します。
Replication status: replicating (connected)