Enterprise Vault™ Microsoft ファイル分類インフラストラクチャを使用した分類
- このマニュアルについて
- スタートガイド
- 分類プロパティの設定
- 分類ルールの設定
- 分類ポリシーの定義と適用
- テストモードでの分類の実行
- サイト全体への分類プロパティとルールの公開
- スマートパーティションを使用した分類
- 付録 A. 分類ルールで使う Enterprise Vault プロパティ
- 付録 B. 分類に使う PowerShell cmdlet
- 付録 C. 監視とトラブルシューティング
分類の前提条件
Microsoft ファイル分類インフラストラクチャ (FCI) を使用した分類を実装するには、サイト内の全 Enterprise Vault ストレージサーバーで、次のものがすべて必要です。
Windows Server 2012 または 2012 R2。
パフォーマンスの理由から、Windows Server 2012 オリジナルリリースではなく、Windows Server 2012 R2 をすべての Enterprise Vault サーバーで実行することを強く推奨します。
File Server Resource Manager サービスと関連のツール機能 (
fsrm.msc
)。これらのコンポーネントを使用すると、Windows FCI を管理できます。そのため、分類ルールとプロパティの作成と編集を行うことができます。
Enterprise Vault Install Launcher では、「マイシステムの準備」機能により File Server Resource Manager サービスとツールが自動的に有効化されます。
Microsoft Data Classification Toolkit。
Enterprise Vault サイト全体で分類プロパティとルールを配備するには、このツールキットと連携させることができる Enterprise Vault PowerShell cmdlet を使うことができます。Microsoft 社の Web サイトの次のページからダウンロードできます。
Veritas Information Classifier を使用した分類では、Enterprise Vault をインストールする際に、必要なコンポーネントがすべてインストールされます。
Microsoft FCI または Veritas Information Classifier を使用して分類を管理するには、Enterprise Vault の保持機能のライセンスも必要です。保持機能のライセンスをインストールする必要がある場合、または既存のライセンスが期限切れになった場合、分類はテストモードで動作します。