NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 10.3 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 10.3 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドオブジェクトストアの作業負荷の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Manager (以前の NetBackup CloudPoint)
- NetBackup NAS の操作上の注意事項
- NetBackup for OpenStack の操作上の注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup 10.3 の RESTful API
NetBackup 10.3 は、更新された RESTful アプリケーションプログラミングインターフェース (API) と新しい RESTful API の両方を備えています。これらの API は、REST (Representational State Transfer) アーキテクチャで構築されています。これらは、ご使用の環境で NetBackup を構成および管理できる Web サービスベースのインターフェースを提供します。
NetBackup API のマニュアルは、SORT とプライマリサーバーにあります。「はじめに」のセクションで、該当するバージョンのトピックと新機能のトピックを参照してください。
SORT の場合:
NetBackup API のマニュアルは、SORT で入手できます。
[HOME]、[ナレッジベース (KNOWLEDGE BASE)]、[文書 (Documents)]、[製品バージョン (Product Version)] 10.3
[API リファレンス (API Reference)]の下を参照します。『はじめに』のマニュアルには、NetBackup API の使用に関する背景情報が記載されています。API YAML ファイルも参照できますが、実用的ではありません。SORT 上のマニュアルからは API をテストできません。
プライマリサーバーの場合:
API は、プライマリサーバー上の YAML ファイルに格納されています。
https://<primary_server>/api-docs/index.html
API は Swagger 形式で記述されています。この形式では、コードを確認し、API の実際の呼び出しを実行して機能をテストできます。Swagger API を使用するには、プライマリサーバーと API にアクセスするための適切なセキュリティ権限が必要です。
注意:
Veritas は、開発環境でのみ API をテストすることをお勧めします。Swagger ファイルから実際の API の呼び出しを実行できるため、本番環境では API をテストしないでください。
NetBackup 10.3 には、次の機能強化された API が新たに導入されました。
ライセンス:
資格の追加。
資格の取得。
資格の削除。
マルチパーソン認証:
ID による MPA チケットの更新。
MPA チケットリストの取得。
ID による MPA チケットの取得。
MPA 構成のリストの取得。
ID による MPA 構成の更新。
事前チェック:
作業負荷資産での事前チェックの実行。
レートリミッタ:
レート制限構成の作成。
レート制限構成の更新。
レート制限構成の削除。
レート制限構成のリストの取得。
ID によるレート制限構成の取得。
OpenStack の作業負荷:
OpenStack リカバリポイントのインスタントアクセスマウントの作成。
ID によるインスタントアクセスマウントの取得。
インスタントアクセスマウントのリストの取得。
ID によるインスタントアクセスマウントの削除。
NetBackup OpenStack VM サーバー:
NetBackup OpenStack VM の登録。
NetBackup OpenStack VM の削除。
メディアサーバー:
メディアサーバーの削除。
メディアサーバーのディレクトリ情報の取得。
メディアサーバーの状態の更新。
メディアサービスのデーモン状態の更新。
リストアログ:
リストアログ詳細の ID による取得。
リストアログファイルの ID によるダウンロード。
リストアログファイルの ID による削除。
Snapshot Manager:
Snapshot Manager の NetBackup への登録。
異常の拡張機能:
拡張機能用の異常リストの取得。
拡張機能用の ID による異常の取得。
拡張機能用の ID による異常レコードの削除。
ID による異常状態の更新。
ID によるテンプレート構成の取得。
ID による構成の作成。
ID による構成の更新。
ID による構成の取得。
これらは、最新の変更のために NetBackup 10.3 でバージョン化された API です。適切なバージョンを指定することで、これらの API の以前のバージョンも引き続きサポートされます。詳しくは、SORT の API リファレンスのバージョン管理に関するセクションを参照してください。
POST snapshot-mgmt-servers:
`POST /config/servers/snapshot-mgmt-servers` には、次の属性の変更があります。
`username`、`password`、`fingerprint`、および `securityToken` が、オブジェクト `snapshotMgmtServer` の要求本文ペイロードから削除されます。
これらの属性は、TLS 証明書ベースの認証メカニズムが Snapshot Manager 通信に使用されるためサポートされません。