NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 10.3 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 10.3 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドオブジェクトストアの作業負荷の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Manager (以前の NetBackup CloudPoint)
- NetBackup NAS の操作上の注意事項
- NetBackup for OpenStack の操作上の注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup for Microsoft SQL Server の新機能
このリリースでは次の機能を利用できます。
ログ配布環境では、ログの切り捨てはオフになります。
NetBackup はログ配布環境を検出し、SQL Server インテリジェントポリシー、バッチファイルベースのポリシー、または保護計画で実行されるバックアップのログの切り捨てをオフにします。この機能は、ログ配布のターゲットのシーケンス外イベントを防ぎます。
グループ化されたスナップショット向けの機能が追加されました。
グループ化されたスナップショットは、データベースのグループを一緒に静止し、それらをグループとしてバックアップするためにスナップショットを作成します。
SQL Server インテリジェントポリシーでの動的グループ化スナップショットのサポートが追加されました。NetBackup は、[スナップショットのグループサイズ (Group size for snapshots)]に指定した値まで、データベースを自動的に検出してグループ化します。これは、NetBackup 10.3 の SQL Server インテリジェントポリシーの新しい属性です。
グループサイズの制限 (64) に達すると、追加のスナップショットが作成されます。
マスターデータベースがポリシーに含まれている場合は、個別のスナップショットが作成されます。
可用性データベースと標準データベースの両方が同じポリシーに含まれている場合、各可用性グループと標準データベースに対して個別のスナップショットが作成されます。
バッチファイルベースのポリシーを使用して、グループ化されたスナップショットのグループサイズの制限が増加しました。
バッチファイルベースのポリシーの場合、グループ化されたスナップショットのサポートは引き続きキーワード GROUPSIZE で使用できます。グループサイズの制限が 32 から 64 に増加しました。