Veritas NetBackup™ Add-in for Microsoft SCVMM Console ガイド
- 概要およびメモ
- NetBackup Add-in for SCVMM のインストール
- 仮想マシンのリカバリ
- トラブルシューティング
外部証明書を使用するためのアドインの構成
アドインは、証明書ベースの認証を使って NetBackup マスターサーバーと安全に通信します。デフォルトでは、マスターサーバーは、NetBackup CA が署名した証明書を使用します。または、外部で発行された証明書を使用するようにマスターサーバーを構成できます。その場合は、次の手順により、外部証明書を使用するようにアドインを構成します。
外部証明書を使用するためのアドインの構成
- マスターサーバー上で次のコマンドを入力します。
Windows の場合
install_path\NetBackup\wmc\bin\install\configureCertsForPlugins.bat -registerExternalCert -certPath "path_to_external_certificate_file" -privateKeyPath "path_to_certificate_key_file" -trustStorePath "path_to_ca_certificate_file"
UNIX および Linux の場合
/usr/openv/wmc/bin/install/configureCertsForPlugins -registerExternalCert -certPath "path_to_external_certificate_file" -privateKeyPath "path_to_certificate_key_file" -trustStorePath "path_to_ca_certificate_file"
次に例を示します。
configureCertsForPlugins.bat -registerExternalCert -certPath "c:\server.pem" -privateKeyPath "c:\key.pem" -trustStorePath "c:\intermediateOrRootCA.pem"
このコマンドで、証明書をマスターサーバー上のキーストアにインポートして、外部証明書を使用するようにアドインを構成します。コマンドのオプションは次のとおりです。
-certPath: Web サーバー証明書へのパスを指定します。このファイルには、PEM 形式の 1 つの証明書が必要です。
-privateKeyPath: Web サーバー証明書の秘密鍵へのパスを指定します。
-trustStorePath: Web サーバー証明書を発行した中間認証局またはルート認証局の証明書へのパスを指定します。このファイルには、PEM 形式の 1 つの証明書が必要です。この証明書のサブジェクトは、Web サーバー証明書の発行者と一致する必要があります。
外部証明書について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
- マスターサーバーで、NetBackup Web 管理コンソールサービスを再起動します。
NetBackup 管理コンソールのアクティビティモニターで[デーモン (Daemons)]タブをクリックし、サービスを右クリックして、[デーモンの停止 (Stop Daemon)]をクリックします。サービスが停止したら、[デーモンの起動 (Start Daemon)]をクリックします。
- マスターサーバーで認証トークンを更新します。
認証トークンの更新を参照してください。
メモ:
この手順を、マスターサーバーと通信する必要がある各アドインで実行します。
- アドインで、既存のマスターサーバーを削除し、トークンを更新したマスターサーバーを追加します。
NetBackup アドインで仮想マシンをリストアすることを承認するを参照してください。