Veritas NetBackup™ Add-in for Microsoft SCVMM Console ガイド
- 概要およびメモ
- NetBackup Add-in for SCVMM のインストール
- 仮想マシンのリカバリ
- トラブルシューティング
NetBackup Add-in for SCVMM のインストール
このトピックでは、インストールファイルの取得方法と NetBackup Add-in for SCVMM のインストール方法について説明します。
表: NetBackup Add-in for SCVMM: インストールの必要条件
要件 |
注意事項 |
---|---|
NetBackup アドインのインストールファイル |
次の場所からインストールファイル |
SCVMM コンソールホスト |
SCVMM コンソールホストまたは別の Windows ホストにインストール用 .zip ファイルをダウンロードします。 メモ: Windows ホストは SCVMM サーバーにネットワーク接続できる必要があります。 |
SCVMM サーバーとそのクレデンシャル |
アドインをインストールしている場合は、SCVMM コンソールで実行されます。 アドインのインストールを完了するには、次の情報が必要です。
|
追加のユーザーアクセス |
次の状況ではユーザーアクセスの追加が必要になることがあります。
インストールメッセージ: アドインをインストールできません (Add-in cannot be installed)を参照してください。 |
NetBackup Add-in for SCVMM をインストールするには
- MyVeritas の Web サイトで、MyVeritas アカウントを使ってログオンします。
ログオンのサポートが必要な場合には、アカウント管理者またはベリタスに問い合わせてください。
電子メール: CustomerCare@veritas.com
- [MyVeritas]メニューバーで、[ライセンス (Licensing)]をクリックします。
Veritas Entitlement Management System (VEMS) が表示されます。
- [資格 (Entitlements)]をクリックして、[その他のオプション (More Options)]をクリックします。
- [製品名 (Product Name)]フィールドに NetBackup と入力して、[フィルタの適用 (Apply Filters)]をクリックします。
リストに NetBackup 製品の資格が表示されます。
- リスト内の NetBackup 製品のいずれかで、[処理 (Actions)]の下の[製品のダウンロード (Download Product)]アイコンをクリックします。
NetBackup 製品のバージョンのリストが表示されます。
- NetBackup 製品のいずれかで、[製品のダウンロード (Download Product)]アイコンを再度クリックします。
NetBackup_9.1_Plugins.zip
ファイルを選択して、SCVMM コンソールホストにファイルをダウンロードします。Veritas Entitlement Management System のサポートについて詳しくは、次の記事を参照してください。
- ダウンロードした
NetBackup_9.1_Plugins.zip
ファイルを解凍し、VRTSNBUAddIn.zip
ファイルを見つけます。VRTSNBUAddIn.zip
ファイルへのパスは次のとおりです。\NB_9.1_Plugins\NBscvmmAddIn\NetBackup_scvmmAddIn_Win\VRTSNBUAddIn.zip
メモ:
VRTSNBUAddIn.zip
ファイルを解凍しないでください。その zip ファイルは、アドインのインストールで必要になります。ダウンロードした
NetBackup_9.1_Plugins.zip
ファイルには、その他の NetBackup プラグインの zip ファイルも含まれています。それらのファイルは NetBackup Add-in for SCVMM には不要です。 - SCVMM コンソールを起動し、SCVMM サーバーに接続します。
サーバーのホスト名または IP アドレスとそのログオンクレデンシャルが必要です。
- SCVMM コンソールで、[設定 (Settings)]ワークスペースを開いて SCVMM リボンの[コンソールアドインのインポート (Import Console Add-in)]オプションをクリックします。
[コンソールアドインのインポートウィザード (Import Console Add-in Wizard)]が表示されます。
- [アドインの選択 (Select an Add-in)]画面で、[参照 (Browse)]をクリックし、
VRTSNBUAddIn.zip
ファイルを見つけます。複数の警告が表示されます。これらの警告は無視しても問題ありません。
- [このアドインのインストールを続行する (Continue installing this add-in anyway)]をクリックします。
[コンソールアドインのインポートウィザード (Import Console Add-in Wizard)]に「アドインをインストールできません」と表示された場合は、ユーザーアクセスの追加が必要なこともあります。
インストールメッセージ: アドインをインストールできません (Add-in cannot be installed)を参照してください。
必要なユーザーアクセス権を所有している場合は、NetBackup アドインのファイルを再び参照して (ステップ 11) 、このインストール手順を続行します。
- [概略 (Summary)]画面で[完了 (Finish)]をクリックします。
英語以外のシステムロケールの Windows ホストに NetBackup アドインをインストールすると、インストールが完了したときに SCVMM にメッセージが表示されることがあります。
ローカライズされた環境についてのインストールメッセージを参照してください。
インポートしたアドインが SCVMM コンソールの[ジョブ (Jobs)]ウィンドウと、[設定 (Setting)]ワークスペースの[コンソールアドイン (Console Add-ins)]に表示されます。
- 自分自身のクレデンシャルを使って SCVMM コンソールにログインした場合は、メッセージが表示されたら SCVMM コンソールを再起動します。
メモ:
[現在の Microsoft Windows セッションの ID を使用する (Use current Microsoft Windows session identity)]オプションを選択した場合は、再起動は不要です。
メモ:
NetBackup アドインを使うには、管理者ロールで SCVMM コンソールにログオンする必要があります。異なるロールで SCVMM にログオンすると、アドイン機能は無効になります。
メモ:
NetBackup アドインを初めて使うときに、エンドユーザー使用許諾契約 (EULA) が表示されます。アドインを使うには、EULA に同意する必要があります。
- NetBackup マスターサーバーが外部証明書を使用している場合は、次のトピックを参照してください。
外部証明書を使用するためのアドインの構成を参照してください。