Veritas Access Enterprise Vault ソリューションガイド

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Product(s): Access (7.4)
Platform: Linux

ポリシーを使用したストレージのプロビジョニング

レプリケーションを設定し、レプリケーション VIP とレプリケーションリンクを設定する必要があります。

レプリケーションを設定するには

  1. Veritas Access の GUI ダッシュボードの右上の[Quick actions]タブで、[Provision Storage]を選択します。
  2. メニューで、[Storage for Enterprise Vault]を選択します。
  3. CIFS 共有の名前とその他の詳細を入力します。

    共有設定により、共有の内部に ev_archival という空のディレクトリが作成されます。このディレクトリは Enterprise Vault がアーカイブ用に使用します。

    上の例では、Enterprise Vault が使用する CIFS ネットワーク共有パスは demoshare1\ev_archival です。

  4. 共有の作成中に、Enterprise Vault のユーザー権限を指定します。

    「Full_acl」モードで共有を作成して、Enterprise Vault ユーザーに読み書きアクセスを許可します。

メモ:

共有が作成されたら、CIFS 共有の ev_archivalディレクトリに対するフル権限を Windows クライアント (Enterprise Vault サーバー) から EV ユーザーに付与する必要があります。

chown コマンドを使用して、ev_archival ディレクトリの所有権を EVSC ドメインの evuser に与える例を次に示します。

# chown "EVSC\evuser" ev_archival