Veritas Access Enterprise Vault ソリューションガイド

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Product(s): Access (7.4)
Platform: Linux

パーティション安全通知

アイテムがアーカイブされているボルトストアパーティションのバックアップが作成されるまで、元のアイテムを保持するように Enterprise Vault を設定できます。アーカイブして削除するまでの間、Enterprise Vault は元のアイテムをセーフコピーとして扱います。パーティション安全通知 (PSN) ファイルは、リモートサイトでパーティションのバックアップが正常に完了した後、ソースパーティションで作成されます。ボルトストアパーティションのバックアップが作成されると、Enterprise Vault はセーフコピーを削除してプレースホルダを作成します。

ベリタスファイルレベルレプリケーションを使用して 1 つのパーティションのバックアップが作成されます。パーティション安全通知機能は、evpsn と呼ばれるオプションの引数が有効になると、Veritas Access の replication job create インターフェースで有効になります。

図: は、パーティションのバックアップが作成された後でセーフコピーが削除されるときの、Enterprise Vault ストアの設定を示します。

図:

Enterprise Vault は、[Yes, in the original location]オプションが選択されている場合に、アーカイブされたアイテムを含むパーティションのバックアップが作成されるまで、元のアイテムを維持します。

図: は、パーティションが作成されるときの Enterprise Vault ストアの設定を示します。

図:

[Check for a trigger file]オプションを選択した場合、Enterprise Vault は PSN ファイルを参照して、アーカイブされたデータが安全であることを確認します。これに応じて、Enterprise Vault はセーフコピーを削除してプレースホルダを作成します。

Enterprise Vault ストアがセーフコピーを削除するように設定されている場合、パーティションが安全であることを Enterprise Vault がどのように確認するかを設定する必要があります。Enterprise Vault は、ストレージサービスが起動してバックモードがクリアされると、トリガファイルを確認します。

詳しくは、replication job create のマニュアルページを参照してください。

レプリケーションについて詳しくは、『Veritas Access 管理者ガイド』の「レプリケーションの設定」の章を参照してください。