Veritas 5340 Appliance 製品説明
- Veritas 5340 Appliance について
- Veritas 5U84 ストレージシェルフについて
- Veritas 5340 Appliance および 5U84 ストレージシェルフのケーブル
- 付録 A. 技術仕様、環境/プロトコル標準、および準拠規格
5340 Appliance 計算ノードのディスクドライブの構成について
Veritas 5340 Appliance 計算ノードには、5 台の 2 TB SAS ハードディスクドライブが搭載されています。各ディスクドライブは、計算ノードの前面パネルから装脱着できます。計算ノードのメインボードに埋め込まれた RAID コントローラを使って 5 台のディスクドライブのうち 4 台を 2 つの RAID1 ミラーボリュームに構成します。
2 つの RAID1 ボリュームには、Volume 0 と Volume 1 というラベルが付きます。スロット 0 とスロット 1 にあるディスクドライブは RAID1、VOLUME0 のデバイスとして構成されます。これらのディスクドライブには、アプライアンスのオペレーティングシステム、オペレーティングシステムのスワップファイル、NetBackup アプリケーションが含まれます。1 つのドライブで問題が発生した場合は、これらのディスクドライブのいずれかをホットスワップできます。ただし、両方のディスクドライブが取り外された場合は、アプライアンスを操作できません。
スロット 2 とスロット 3 にあるディスクドライブは RAID1 の VOLUME1 デバイスとして構成されます。Volume 1 には、ログファイルが含まれています。RAID1、VOLUME0 のデバイスと同様に、1 つのドライブで問題が発生した場合は、一度に 1 つのディスクドライブをホットスワップできます。ただし、両方のドライブが取り外された場合は、アプライアンスを操作できません。
アプライアンスは、スロット 4 のディスクドライブをホットスペアディスクとして使います。いずれかの RAID ボリュームのディスクドライブでハードウェアのエラーが起きると、アプライアンスは RAID の再構築操作を自動的に開始します。再構築操作時に、アプライアンスはスロット 4 のホットスペアディスクにランダムにアクセスし、それを使用して RAID ボリュームを再構築します。
表: Veritas 5340 Appliance 計算ノードの前面パネルにあるディスクドライブの構成
スロット | RAID レベル | ディスクドライブのサイズ (TB) | ディスクドライブの役割 |
---|---|---|---|
0、1 | RAID1 | 2 TB | オペレーティングシステムのブートボリューム/オペレーティングシステムのスワップファイル/NetBackup アプリケーションまたは Flex アプリケーション |
2、3 | RAID1 | 2 TB | ログファイル |
4 | 2 TB | ホットスペア | |
5 - 11 | 取り付けられているディスクドライブなし |