Enterprise Vault™ PowerShell cmdlet
- Enterprise Vault PowerShell cmdlet の概要
- アーカイブ: Exchange
- アーカイブ: FSA
- アーカイブ: Skype for Business
- アーカイブ: SMTP
- Get-EVSMTPHoldingFolder
- Get-EVSMTPMessageTrackingLogLocation
- Get-EVSMTPPolicy
- Get-EVSMTPServerSettings
- Get-EVSMTPTarget
- New-EVSMTPPolicy
- New-EVSMTPServerSettings
- New-EVSMTPTarget
- Remove-EVSMTPPolicy
- Remove-EVSMTPTarget
- Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation
- Set-EVSMTPPolicy
- Set-EVSMTPServerSettings
- Set-EVSMTPTarget
- Sync-EVSMTPServerSettings
- バックアップ
- 分類
- Disable-EVClassification
- Get-EVClassificationFCITags
- Get-EVClassificationPolicy
- Get-EVClassificationStatus
- Get-EVClassificationTestMode
- Get-EVClassificationVICTags
- Import-EVClassificationFCIRules
- Initialize-EVClassificationVIC
- New-EVClassificationPolicy
- Publish-EVClassificationFCIRules
- Remove-EVClassificationPolicy
- Set-EVClassificationPolicy
- Set-EVClassificationTestMode
- データベース
- IMAP アクセス
- インデックス
- レコード管理
- 保持計画
- 役割ベースの管理
- サイトおよびサーバー
- タスクおよびサービス
- ボルトストアおよびアーカイブ
Add-EVPstFile
Add-EVPstFile は、内容を Enterprise Vault に移行する PST ファイルの UNC パスと名前を指定します。
Add-EVPstFile は、Veritas.EnterpriseVault.PowerShell.Snapin.dll スナップインから利用できます。
Add-EVPstFile -UNCPath <String> [-Mailbox <String>] [-Archive <String>] [-ArchiveType <String>] [-RetentionCategory <String>] [-PasswordProtected] [-Language <String>] [-Priority <String>] [-SiteName <String>] [-DirectoryServer <String>] [<CommonParameters>]
表: Add-EVPstFile パラメータ
パラメータ | 説明 |
|---|---|
-UNCPath (必須) | PST ファイル自体の名前を含む、移行する PST ファイルへの完全 UNC パス。 |
-Mailbox | Enterprise Vault が移行されたアイテムのショートカットを配置するメールボックスの名前。 メールボックスを指定しない場合、Add-EVPstFile は PST ファイルが関連付けられているメールボックスを使用します。 |
-Archive | PST ファイルの内容を移行するアーカイブの名前。 アーカイブを指定しない場合、Add-EVPstFile はアイテムを PST ファイルを所有するメールボックスと関連付けられているアーカイブに移行します。 |
-ArchiveType | アーカイブの種類。 ［Exchange メールボックス］または［インターネットメール］のいずれかを指定できます。 メールボックスを指定すると、PST は関連付けられた Exchange メールボックスアーカイブに移行されます。 メールボックスを指定しない場合、Enterprise Vault では Exchange メールボックスアーカイブとインターネットメールアーカイブの両方でアーカイブが検索されます。アーカイブが 1 つのみ検出されると、Enterprise Vault ではそのアーカイブの種類がファイルのアーカイブの種類に設定され、検出されたアーカイブにファイルが移行されます。複数のエントリが検出された場合、Enterprise Vault では Exchange メールボックスアーカイブにファイルが移行されます。メールボックスはインターネットメールアーカイブに関連付けることができません。 |
-RetentionCategory | 移行されたアイテムに適用される保持カテゴリ。 保持カテゴリを指定しない場合、Add-EVPstFile は適用可能な PST 移行ポリシーの保持カテゴリセットを使用します。 |
-PasswordProtected | PST ファイルがパスワード保護されていることを示します。 -PasswordProtected を使用する場合、Add-EVPstFile によりパスワード入力を求めるメッセージが表示されます。 |
-Language | PST ファイルで使われる言語。 言語を指定しない場合、Add-EVPstFile は適用可能な PST 移行ポリシーの言語セットを使用します。 |
-Priority | PST ファイルの移行の優先度を設定します。 次の優先度、またはかっこ内に示される関連付けられている数値のうちいずれかを指定できます: Critical (1)、Important (2)、High (3)、Medium (4)、Low (5)、Lowest (6) デフォルトの優先度は Medium (4) です。 |
-SiteName | 環境に複数の Enterprise Vault サイトがある場合、-SiteName を使用して、PST ファイルを移行するサイトを指定します。 |
-DirectoryServer | Enterprise Vault サーバー以外のサーバーから Add-EVPstFile を実行する場合、Add-EVPstFile で接続する必要がある Enterprise Vault サーバーの名前を指定します。 |
Add-EVPstFile -UNCPath \\FileServer1\UserShares\VIPs\JohnDoe\PSTs\2012.pst
移行に指定された PST ファイルが Enterprise Vault に追加されます。
Add-EVPstFile -UNCPath \\abc.xyz.com\c$\user1.pst -Archive IMAP1 -ArchiveType "Internet Mail"
指定したインターネットメールアーカイブに PST ファイルを移行します。
Add-EVPstComputerを参照してください。