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Enterprise Vault™ PowerShell cmdlet

Last Published: 2018-03-28

Product(s): Enterprise Vault (12.3)

Set-VaultStoreBackupMode

Set-VaultStoreBackupMode は、1 つのボルトストア、ボルトストアグループのすべてのボルトストア、サイトのすべてのボルトストアのバックアップモードのカウントを増やします。

Enterprise Vault は、ボルトストアごとのバックアップモード要求数のカウントを管理します。たとえば、環境で並行バックアップスクリプトを使用する場合、バックアップモードのカウントは 1 より大きくなります。バックアップモードは、バックアップモードのカウントが 0 に減るまでクリアされません。

Set-VaultStoreBackupMode は、Veritas.EnterpriseVault.PowerShell.Snapin.dll スナップインから利用できます。

構文

Set-VaultStoreBackupMode [-Name] <String> [-EVServerName] <String> [-EvObjectType] <EVObjectType> [<CommonParameters>]

Set-VaultStoreBackupMode -EntryId <String> [<CommonParameters>]

パラメータ

表: Set-VaultStoreBackupMode パラメータ

パラメータ	説明
-Name (必須)	ボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトの名前。
-EVServerName (必須)	ボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトを所有する Enterprise Vault サーバー。 ID ではなく名前でボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトを指定する場合、このパラメータを指定する必要があります。これにより、Set-VaultStoreBackupMode はボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトの ID を見つけることができます。
-EvObjectType (必須)	Name パラメータによって渡されるオブジェクトの種類。有効な値は、VaultStore、VaultStoreGroup、Site です。 ID ではなく名前でボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトを指定する場合、このパラメータを指定する必要があります。
-EntryId (必須)	ボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトの ID。

例

Set-VaultStoreBackupMode VS1 EVServer-Win2k3 VaultStore
ボルトストア VS1 のバックアップモードのカウントを増やします。
Set-VaultStoreBackupMode VSG1 EVServer-Win2k3 VaultStoreGroup
ボルトストアグループ VSG1 のすべてのボルトストアのバックアップモードのカウントを増やします。
Set-VaultStoreBackupMode Site1 EVServer-Win2k3 Site
Site1 のすべてのボルトストアのバックアップモードのカウントを増やします。
Set-VaultStoreBackupMode -EntryId 1F3...Domain.local
指定済みの ID があるオブジェクトのバックアップモードのカウントを増やします。 ID はボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトのものである場合があります。
ボルトストアの ID を指定すると、バックアップモードカウントはそのボルトストアで増加します。
ボルトストアグループまたはサイトの ID を指定すると、バックアップモードのカウントはそのグループまたはサイトに属するボルトストアで増加します。
Set-VaultStoreBackupMode -EVServerName EVServer-Win2k3 -EVObjectType VaultStore -Name VS1
ボルトストア VS1 のバックアップモードのカウントを増やします。
この例では、パラメータはデフォルトの順序ではないため、名前を付ける必要があります。

出力

完了時に確認メッセージが表示されます。