Veritas NetBackup™ Appliance コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. Main > Appliance コマンド
- 付録 B. Main > Manage > FibreChannel コマンド
- 付録 C. Main > Manage > HighAvailability コマンド
- 付録 D. Main > Manage > Libraries コマンド
- 付録 E. Main > Manage > Libraries > Advanced > ACS コマンド
- 付録 F. Main > Manage > License コマンド
- 付録 G. Main > Manage > MountPoints コマンド
- 付録 H. Main > Manage > NetBackup CLI コマンド
- 付録 I. Main > Manage > OpenStorage コマンド
- 付録 J. Main > Manage > Software コマンド
- 付録 K. Main > Manage > Storage コマンド
- 付録 L. Main > Manage > Tapes コマンド
- 付録 M. Main > Monitor コマンド
- 付録 N. Main > Network コマンド
- 付録 O. Main > Network > Security コマンド (DeviceCert)
- 付録 P. Main > Reports コマンド
- 付録 Q. Main > Settings コマンド
- 付録 R. Main > Settings > Alerts コマンド
- 付録 S. Main > Settings > Notifications view コマンド
- 付録 T. Main > Settings > Security コマンド
- 付録 U. Main > Support コマンド
- 付録 V. NetBackupCLI ユーザーのメニュー
名前
Main > Settings > Security > FIPS — NetBackup MSDP、NetBackup、および VxOS で FIPS 140-2 標準を有効にします。
説明
FIPS コマンドで NetBackup MSDP、NetBackup、および VxOS に FIPS 140-2 標準を適用すると、アプライアンスのセキュリティを強化できます。FIPS 140-2 について詳しくは、『NetBackup Appliance セキュリティガイド』を参照してください。
メモ:
NetBackup Appliance の高可用性 (HA) 設定では、両方のノードで FIPS オプションを構成し、これらの構成が一致する必要があります。
オプション
- Enable MSDP
NetBackup MSDP に FIPS 140-2 標準を適用します。この機能を有効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
MSDP オプションを有効にすると、その時点で進行中のすべてのジョブが終了し、NetBackup サービスが再起動されます。ベストプラクティスとしては、最初にすべてのジョブを手動で停止してから、この機能を有効にすることをお勧めします。
- Enable NetBackup
NetBackup に FIPS 140-2 標準を適用します。この機能を有効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
NetBackup オプションを有効にすると、その時点で進行中のすべてのジョブが終了し、NetBackup サービスが再起動されます。ベストプラクティスとしては、最初にすべてのジョブを手動で停止してから、この機能を有効にすることをお勧めします。
- Enable VxOS
VxOS (Veritas Operating System) に FIPS 140-2 標準を適用します。この機能を有効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
VxOS オプションを有効にすると、アプライアンスが再ブートされ、ログイン中のすべてのユーザーがセッションから切断されます。ベストプラクティスとしては、この機能を有効にする前に、すべてのユーザーに事前通知を行うことをお勧めします。
- Enable All
NetBackup MSDP、NetBackup、および VxOS に FIPS 140-2 標準を適用します。この機能を有効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
All オプションを有効にすると、アプライアンスが再ブートされ、ログイン中のすべてのユーザーがセッションから切断されます。ベストプラクティスとしては、この機能を有効にする前に、すべてのユーザーに事前通知を行うことをお勧めします。
- Disable MSDP
NetBackup MSDP への FIPS 140-2 標準のエンフォースメントを無効にします。この機能を無効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
MSDP オプションを無効にすると、その時点で進行中のすべてのジョブが終了し、NetBackup サービスが再起動されます。ベストプラクティスとしては、最初にすべてのジョブを手動で停止してから、この機能を無効にすることをお勧めします。
- Disable NetBackup
NetBackup への FIPS 140-2 標準のエンフォースメントを無効にします。この機能を無効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
NetBackup オプションを無効にすると、その時点で進行中のすべてのジョブが終了し、NetBackup サービスが再起動されます。ベストプラクティスとしては、最初にすべてのジョブを手動で停止してから、この機能を無効にすることをお勧めします。
- Disable VxOS
VxOS への FIPS 140-2 標準のエンフォースメントを無効にします。この機能を無効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
VxOS オプションを無効にすると、アプライアンスが再ブートされ、ログイン中のすべてのユーザーがセッションから切断されます。ベストプラクティスとしては、この機能を無効にする前に、すべてのユーザーに事前通知を行うことをお勧めします。
- Disable All
MSDP、NetBackup、および VxOS への FIPS 140-2 標準のエンフォースメントを無効にします。この機能を無効にするにはメンテナンスパスワードの入力が必要であることを示すメッセージが、コマンドにより表示されます。
All オプションを無効にすると、アプライアンスが再ブートされ、ログイン中のすべてのユーザーがセッションから切断されます。ベストプラクティスとしては、この機能を無効にする前に、すべてのユーザーに事前通知を行うことをお勧めします。
- Status
機能の現在の状態を表示します。