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NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド
Last Published:
2023-01-17
Product(s):
NetBackup (10.1.1)
- 概要
- NetBackup for Oracle クイックスタート
- NetBackup for Oracle のインストール
- Oracle のポリシー構成
- NetBackup for Oracle の構成の準備
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) のインスタンス管理
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) の作成
- Oracle インテリジェントポリシーに対する Oracle データベースアップグレードの影響
- NetBackup for Oracle の自動バックアップスケジュール設定
- Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle スケジュールプロパティについて
- Oracle インテリジェントポリシー - ストレージおよび保持
- Oracle インテリジェントポリシーマスターサーバーの動作について
- [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブ
- [バックアップ対象 (Backup Selections)]タブ
- [Oracle]タブ
- Oracle バックアップでの NetBackup Appliance 共有の使用について (Oracle Copilot)
- 共有を使った NetBackup Appliance での OIP 設定 (Oracle Copilot)
- ユニバーサル共有を使った OIP の構成 (Oracle Copilot)
- スクリプトベースの Oracle ポリシーについて
- NetBackup for Oracle の NetBackup Client Service ログオンアカウントの設定
- NetBackup for Oracle の構成設定のテスト
- Oracle のバックアップとリストアの実行
- NetBackup for Oracle の使用の概要
- RMAN リポジトリの保守作業
- RMAN リポジトリに対する問い合わせ
- NetBackup for Oracle バックアップについて
- bplist コマンドを使ったバックアップの表示
- 期限切れのバックアップイメージの管理
- NetBackup for Oracle のリストアについて
- Microsoft Windows Cluster 環境での NetBackup for Oracle の使用
- Oracle Copilot イメージからのインスタントリカバリポイントの作成
- Oracle Copilot インスタントリカバリのインスタントリカバリポイントの削除
- Oracle Copilot ユニバーサル共有イメージからのインスタントアクセスマウントの作成
- データベースの指定した時点へのリストア後、Oracle Copilot の共有をクリーンアップする
- Oracle Copilot リカバリポイントから ASM ストレージにシングルステップでリストアする
- RMAN を使った、データファイルコピーから ASM ストレージへのリストアについて
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
- NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
- UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- Replication Director の Oracle サポートについて
- Oracle 用 NetBackup 直接重複排除
- トラブルシューティング
- トラブルシューティング NetBackup for Oracle について
- NetBackup for Oracle のトラブルシューティング手順について
- NetBackup のデバッグログとレポート
- デバッグログの手動での有効化 (Windows)
- デバッグログの手動での有効化 (UNIX)
- NetBackup for Oracle のログファイルについて
- Windows クライアントのデバッグレベルの設定
- UNIX クライアントのデバッグレベルの設定
- RMAN ユーティリティのログについて
- RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle のトラブルシューティング
- 大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
- データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
- Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのデバッグログの手動による有効化
- 付録 A. 重複排除のベストプラクティス
- 付録 B. SFRAC の Snapshot Client サポート
- 付録 C. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
- RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップについて
- BLI バックアップおよびリストア操作について
- RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
- スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
- バックアップとリストアの実行
- バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
- 付録 D. XML Archiver
- 付録 E. 承認を受けた場所の登録
大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
大規模なデータベースのリストアは、複数のリストアセッションでリソースの競合が発生すると、失敗する場合があります。この場合、リストアセッションは、メディアまたはデバイスのアクセスを待機するため、遅延が発生することがあります。この遅延が長すぎると、リストアセッションはタイムアウトになります。セッションのタイムアウトを最小化し、リストアを正常に完了するには、次の手順を実行します。
大規模なデータベースのリストアにおいてタイムアウトエラーを最小化する方法
- NetBackup 管理コンソールで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[ホストプロパティ (Host Properties)]、[クライアント (Clients)]を展開します。
- クライアントをダブルクリックします。
- [タイムアウト (Timeouts)]プロパティを選択します。
- [クライアントの読み込みタイムアウト (Client read timeout)]プロパティに十分な値を設定します。
デフォルトの[クライアントの読み込みタイムアウト (Client read timeout)]設定は、300 秒 (5 分) です。データベースエージェントクライアントの場合は、推奨値から大幅に値を大きくします。
『VERITAS NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。
たとえば、この設定を 30 - 60 分に変更して、タイムアウトエラーを最小化します。
- 各クライアントで[OK]をクリックします。
メモ:
この変更によって、以降のバックアップ時に問題の検出が遅れる場合があります。変更を必要とするリストアが完了したら元の値に戻すことを考慮してください。