Enterprise Vault™ アップグレードの手順
- このマニュアルについて
- 開始する前に
- アップグレードする場合の注意事項
- Enterprise Vault サーバーへの Outlook のインストール
- アイテムに保持期間を適用する場合の一貫性の向上
- システムのアップグレード手順
- Enterprise Vault サーバーの準備
- 単一サーバー: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- 複数サーバー: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- Veritas Cluster Server: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- Windows Server フェールオーバークラスタリング: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- スタンドアロン管理コンソールのアップグレード
- Enterprise Vault Reporting のアップグレード
- MOM と SCOM のアップグレード
- Exchange Server フォームのアップグレード
- Domino メールボックスアーカイブのアップグレード
- FSA エージェントのアップグレード
- Enterprise Vault Office Mail App のアップグレード
- SharePoint Server コンポーネントのアップグレード
- SMTP アーカイブのアップグレード
- SMTP ジャーナルの種類の設定の確認
- Enterprise Vault Search を使うように Enterprise Vault サイトをアップグレード
- Enterprise Vault による検索用のプロビジョニンググループの設定
- Enterprise Vault Search に対するユーザーのブラウザの構成
- Enterprise Vault 検索モバイル版の設定
- Enterprise Vault API アプリケーションのアップグレード
インデックスデータの場所の設定
Enterprise Vault 管理者は、Enterprise Vault 管理コンソールから、または開始ウィザードの実行により、インデックスデータの場所を設定する必要があります。インデックスデータの場所を設定する前に、Enterprise Vault 管理サービスと Enterprise Vault Directory Service が実行されている必要があります。
Enterprise Vault 管理コンソールを使用して Enterprise Vault インデックスデータの場所を設定するには、次の手順を実行します。
左側のペインで、[インデックス]コンテナが表示されるまで、Enterprise Vault サイト階層を展開します。
[インデックス]コンテナを展開します。
インデックスデータの場所を追加するインデックスサーバーを展開します。
インデックスサーバーを右クリックして、[プロパティ] をクリックして、次に[インデックスの場所]タブをクリックします。
[参照]をクリックして、インデックスデータを保存できる空のフォルダを選択します。
[OK]をクリックして、変更を適用します。
設定が完了したら、Enterprise Vault Indexing Service を開始します。
Enterprise Vault Indexing Service がインストールされているすべてのコンピュータで、この手順を繰り返します。
新しく作成された Elasticsearch インデックスをバックアップする場合は、次の手順を使用して、PowerShell を通じてインデックススナップショットの場所を最初に設定する必要があります。
Enterprise Vault 管理シェルを実行します。
Enterprise Vault 管理シェルで、次のコマンドを実行します。
Set-EVIndexSnapshotLocation -SnapshotLocationPath "I:\" -SiteId <EV site id>
詳しくは、『PowerShell Cmdlet』ガイドを参照してください。
Enterprise Vault Indexing Service がインストールされているすべてのコンピュータで、Enterprise Vault Indexing Service を再起動します。