Veritas NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
configureTPCerts — NetBackup Web サーバー用のサードパーティ証明書を構成する方法をユーザーに提供します。
概要
configureTPCerts -keystorefile KeyStore_File_path -keystorepassfile KeyStore_Password_File_Path
UNIX システムでは、このコマンドのディレクトリパスは /usr/openv/wmc/bin/install/\
です。
Windows システムでは、このコマンドのディレクトリパスは install_path\NetBackup\wmc\bin\install\
です。
説明
configureTPCerts コマンドは、NetBackup Web ユーザーインターフェースにアクセスするためのサードパーティ証明書を構成する方法を提供します。NetBackup Web サーバーインスタンスは、セキュリティ証明書のリポジトリとして Java Keystore を使用します。このコマンドを使用しない場合、ポート 443 に接続する Web ユーザーインターフェースは、デフォルトでは NetBackup が発行する証明書を使用します。
このコマンドを実行するには、マスターサーバーでルート権限または管理者権限が必要です。また、コマンドを実行する前に、NetBackup Web サーバーサービスを停止する必要があります。
このコマンドの実行時、NetBackup は、キーストアファイルパスとキーストアパスワードファイルを構成データにコピーします。
このコマンドは、NetBackup アプライアンスには適用できません。
オプション
- -keystorefile
サーバーのサードパーティ証明書チェーンとそれに一致する秘密鍵を含む Java Keystore ファイルのパス。
- -keystorepassfile
Java Keystore ファイルへのアクセスに使用するパスワードを含むファイル。
例
例: 指定したキーストアファイルとキーストアパスワードファイルを使ったサードパーティ証明書の構成
configureTPCerts -keystorefile /home/tpca_cert.jks -keystorepassfile /home/jkskey