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Veritas NetBackup™ 重複排除ガイド
Last Published:
2017-11-14
Product(s):
NetBackup (8.1)
- NetBackup メディアサーバーの重複排除オプションの概要
- 配置の計画
- MSDP の配置計画
- NetBackup 命名規則
- MSDP 重複排除ノードについて
- NetBackup 重複排除の宛先について
- MSDP ストレージの容量について
- MSDP ストレージと接続性の必要条件について
- NetBackup メディアサーバー重複排除について
- NetBackup Client Direct の重複排除について
- MSDP リモートオフィスのクライアントの重複排除について
- NetBackup 重複排除エンジンのクレデンシャルについて
- MSDP のネットワークインターフェースについて
- MSDP ポートの使用について
- MSDP の最適化された合成バックアップについて
- MSDP と SAN クライアントについて
- MSDP の最適化複製とレプリケーションについて
- MSDP のパフォーマンスについて
- MSDP のストリームハンドラについて
- MSDP の配置のベストプラクティス
- ストレージのプロビジョニング
- 重複排除のライセンス
- 重複排除の構成
- MSDP サーバー側の重複排除の構成
- MSDP クライアント側の重複排除の構成
- MSDP 重複排除マルチスレッドエージェントについて
- 重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成
- マルチスレッドエージェントによる重複排除プラグイン通信の構成
- MSDP のフィンガープリントについて
- MSDP フィンガープリントのキャッシュについて
- MSDP フィンガープリントのキャッシュ動作の構成
- リモートクライアント重複排除の MSDP フィンガープリントキャッシュのシードについて
- クライアントでの MSDP フィンガープリントキャッシュのシードの構成
- ストレージサーバーでの MSDP フィンガープリントキャッシュのシードの構成
- MSDP に対する 96-TB サポートの有効化
- メディアサーバー重複排除プールのストレージサーバーの構成
- PureDisk 重複排除プール用のストレージサーバーの構成
- NetBackup の重複排除用ディスクプールについて
- 重複排除のディスクプールの構成
- 96-TB MSDP サポート用データディレクトリの作成
- 96-TB メディアサーバー重複排除プールへのボリュームの追加
- [メディアサーバー重複排除プール (Media Server Deduplication Pool)]ストレージユニットの構成
- MSDP クライアント側重複排除のクライアント属性の構成
- クライアントについての MSDP クライアント側の重複排除の無効化
- MSDP の圧縮について
- MSDP の暗号化について
- MSDP 圧縮および暗号化設定表
- MSDP バックアップの暗号化の構成
- MSDP の最適化複製とレプリケーションの暗号化の構成
- MSDP のローリングデータの変換メカニズムについて
- ローリングデータ変換のモード
- MSDP 暗号化の動作と互換性
- 最適化された合成バックアップの MSDP の構成
- MSDP の複製およびレプリケーションに対する個別ネットワークパスについて
- MSDP 複製とレプリケーションに対する個別ネットワークパスの構成
- 同じドメイン内での MSDP の最適化複製について
- 同じ NetBackup ドメインでの MSDP 最適化複製の構成
- 異なるドメインへの MSDP レプリケーションについて
- 異なる NetBackup ドメインへの MSDP レプリケーション設定
- MSDP 最適化複製とレプリケーション帯域幅の構成について
- ストレージライフサイクルポリシーについて
- 自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリシーについて
- ストレージライフサイクルポリシーの作成
- MSDP バックアップポリシーの構成について
- バックアップポリシーの作成
- [耐性ネットワーク (Resilient Network)]プロパティ
- 耐性のある接続の指定
- MSDP 負荷分散サーバーの追加
- MSDP pd.conf 構成ファイルについて
- MSDP pd.conf ファイルの編集
- MSDP contentrouter.cfg ファイルについて
- MSDP ストレージサーバーの構成の保存について
- MSDP ストレージサーバーの構成の保存
- MSDP ストレージサーバーの構成ファイルの編集
- MSDP ストレージサーバーの構成の設定
- MSDP ホストの構成ファイルについて
- MSDP ホストの構成ファイルの削除
- MSDP レジストリのリセット
- MSDP カタログの保護について
- MSDP シャドーカタログパスの変更
- MSDP シャドーカタログスケジュールの変更
- MSDP カタログのシャドーコピー数の変更
- MSDP カタログバックアップの設定
- MSDP カタログバックアップポリシーの更新
- NetBackup CloudCatalyst を使用したクラウドに対する重複排除の構成
- NetBackup CloudCatalyst を使用した重複排除データのクラウドへのアップロード
- CloudCatalyst の必要条件と制限事項
- CloudCatalyst ストレージサーバーとしての Linux メディアサーバーの構成
- クラウドに対する重複排除のための CloudCatalyst ストレージサーバーの構成
- CloudCatalyst の esfs.json 構成ファイルについて
- CloudCatalyst キャッシュについて
- CloudCatalyst 使用時のクラウドへのデータトラフィックの制御
- CloudCatalyst のプッシュ型またはプル型最適化複製の構成
- CloudCatalyst クラウドストレージの廃止
- NetBackup CloudCatalyst のワークフロープロセス
- CloudCatalyst のディザスタリカバリ
- 重複排除のアクティビティの監視
- 重複排除の管理
- MSDP サーバーの管理
- NetBackup Deduplication Engine クレデンシャルの管理
- メディアサーバー重複排除プールの管理
- バックアップイメージの削除
- MSDP キュー処理について
- MSDP トランザクションキューの手動処理
- MSDP データの整合性検査について
- MSDP データの整合性検査の動作の構成
- MSDP ストレージの読み込みパフォーマンスの管理について
- MSDP ストレージのリベースについて
- MSDP のデータ削除処理について
- MSDP ストレージパーティションのサイズ調整
- MSDP のリストアのしくみ
- MSDP のクライアントへの直接リストアの構成
- リモートサイトのファイルのリストアについて
- ターゲットマスタードメインでのバックアップからのリストアについて
- リストアサーバーの指定
- MSDP のリカバリ
- MSDP ホストの置換
- MSDP のアンインストール
- 重複排除アーキテクチャ
- トラブルシューティング
- 統合ログについて
- レガシーログについて
- NetBackup MSDP ログファイル
- MSDP インストールの問題のトラブルシューティング
- MSDP 構成の問題のトラブルシューティング
- MSDP 操作上の問題のトラブルシューティング
- MSDP ディスクのエラーとイベントの表示
- MSDP イベントのコードとメッセージ
- CloudCatalyst の問題のトラブルシューティング
- 付録 A. MSDP ストレージへの移行
MSDP 複製とレプリケーションに対する個別ネットワークパスの構成
MSDP の複製とレプリケーションのトラフィックには MSDP バックアップに使っているネットワークと異なるネットワークを使えます。複製とレプリケーションのデータトラフィックと制御トラフィックの両方が個別のネットワーク上を移動します。
MSDP の複製およびレプリケーションに対する個別ネットワークパスについて
この手順では個別ネットワークにトラフィックをルーティングするのにストレージサーバーの hosts ファイルを使う方法を記述します。
前提条件は次のとおりです。
コピー元と宛先ストレージサーバーの両方に、その他のネットワーク専用のネットワークインターフェースカードが必要です。
個別ネットワークが稼働中で、コピー元と宛先ストレージサーバーで専用ネットワークインターフェースカードを使っている。
UNIX の MSDP ストレージサーバーの場合には、ネームサービススイッチが DNS (ドメイン名システム)に問い合わせる前に必ずローカルの
hostsファイルを調べるように設定します。ネームサービススイッチについて詳しくはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
MSDP の複製とレプリケーションに対して個別のネットワークパスを構成する方法
- コピー元ストレージサーバーで、宛先ストレージサーバーの専用ネットワークインターフェースをオペレーティングシステムの
hostsファイルに追加します。TargetStorageServer が複製専用の宛先ホストの名前である場合の IPv4 表記で書かれたhostsエントリの例は次のとおりです。10.10.10.1 TargetStorageServer.example.com TargetStorageServer
ベリタスでは、ホストを指定するときは常に完全修飾ドメイン名を使用することをお勧めします。
- 宛先ストレージサーバーで、コピー元ストレージサーバーの専用ネットワークインターフェースをオペレーティングシステムの
hostsファイルに追加します。SourceStorageServer が複製専用のネットワーク上にあるソースホストの名前である場合の IPv4 表記で書かれたhostsエントリの例は次のとおりです。10.80.25.66 SourceStorageServer.example.com SourceStorageServer
ベリタスでは、ホストを指定するときは常に完全修飾ドメイン名を使用することをお勧めします。
- 変更を強制的にすぐに反映させるには DNS のキャッシュを消去します。DNS キャッシュの消去について詳しくはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
- 各ホストで ping コマンドを使うことにより各ホストがその他のホストの名前を解決することを確認します。
SourceStorageServer.example.com> ping TargetStorageServer.example.com TargetStorageServer.example.com> ping SourceStorageServer.example.com
ping コマンドが陽性結果を返した場合は、個別ネットワークにわたり複製とレプリケーション用のホストが構成されます。
- ターゲットストレージサーバーを設定するときには、代替のネットワークパスを表すホスト名を選択することを確認します。