NetBackup IT Analytics Foundation ライセンスに含まれる内容と実装ガイド
- 第 I 部 Foundation ライセンス - 含まれる内容とインストール
- 第 II 部 Foundation ライセンスの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- タスク 3: Oracle アプリケーションバイナリのインストール (Windows)
- Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- インストーラベースの配備
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- 第 III 部 Data Collector ポリシーの構成とレポート
- Veritas NetBackup Appliance の構成
- Veritas Flex Appliance の構成
- NetBackup Data Collector ポリシーの構成
- Veritas Backup Exec の構成
- Cohesity DataProtect の構成
- 付録 A. Foundation ライセンス OOTB レポート
Veritas NetBackup Appliance Data Collector ポリシーの追加
ポリシーの追加前: Data Collector ポリシーの追加先となる Data Collector がポータル内に存在する必要があります。特定のベンダーの特定の前提条件とサポート対象の構成については、『認定構成ガイド (Certified Configurations Guide)』を参照してください。
ポリシーの追加後: ポリシーによっては、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページの処理バーの[実行 (Run)]ボタンを使用して、オンデマンドで収集を実行できます。[実行 (Run)]ボタンは、ポリシーベンダーがサポートされている場合にのみ表示されます。オンデマンド収集では、収集を実行する精査とデバイスを選択できます。この処理によって、スケジュール設定された実行と同じデータと、トラブルシューティングのためのログ情報が収集されます。
ポリシーを追加するには
- [管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]の順に選択します。現在構成されているポータル Data Collector が表示されます。
- 必要に応じてコレクタを検索します。
- リストから Data Collector を選択します。
- [ポリシーの追加 (Add Policy)]をクリックし、メニューでベンダー固有のエントリを選択します。
- パラメータを入力するか、選択します。必須パラメータにはアスタリスク (*) が付いています。
- [OK]をクリックして、ポリシーを保存します。
フィールド |
説明 |
---|---|
コレクタドメイン (Collector Domain) |
コレクタのバックアップポリシーが追加されるコレクタのドメイン。これは読み取り専用フィールドです。デフォルトでは、新しいポリシーのドメインはコレクタのドメインと同じになります。このフィールドは、コレクタを追加するときに設定されます。 |
ポリシードメイン (Policy Domain) |
[コレクタドメイン (Collector Domain)]は、Data Collector のインストール処理中に指定されたドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、Data Collector 用に構成されるポリシーのドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、[コレクタドメイン (Collector Domain)]と同じ値に設定する必要があります。ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。新しく検出されたホストはすべて、[ポリシードメイン (Policy Domain)]に関連付けられている root ホストグループに追加されます。通常は、1 つの[ポリシードメイン (Policy Domain)]のみがドロップダウンリストで利用可能になります。マネージドサービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。ドメイン名を見つけるには、ログイン名をクリックし、メニューの[マイプロファイル (My Profile)]を選択します。ドメイン名はプロファイル設定に表示されています。 |
NetBackup Appliance アドレス** |
精査する 1 つ以上の NetBackup Appliance サーバー。カンマ区切りのホスト名がサポートされています。たとえば、nbuapltest05、nbuapltest01.com のようになります。 |
バックアップソフトウェアの場所 (Data Collector サーバー上)* (Backup Software Location (on Data Collector Server)*) |
バックアップソフトウェアのホームの場所は、ルートフォルダか NetBackup のリモート管理コンソールがインストールされているディレクトリ、または NetBackup ソフトウェアがインストールされている netbackup/volmgr フォルダのルートフォルダである必要があります。Veritas NetBackup のデフォルトのバックアップソフトウェアホームの場所: Windows の場合: C:\Program Files\veritas。Linux の場合: /usr/openv |
アプライアンスの詳細 |
時計アイコンをクリックして、スケジュールを作成します。分、時、日、週、月単位の間隔でスケジュールを作成できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。 CRON 式の例: */30 * * * * は、30 分間隔を意味します。 */20 9-18 * * * は、午前 9 時から午後 6 時までの間、20 分間隔を意味します。 */10 * * * 1-5 は、月曜から金曜日までの 10 分間隔を意味します。 コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、Data Collector の再起動時刻に対して相対的です。 |
メモ (Notes) |
Data Collector ポリシーのメモを入力または編集します。最大文字数は 1024 文字です。ポリシーのメモは、特定のベンダーのポリシー情報とともに保持され、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページに検索可能な列として表示されます。 |
テスト接続 (Test Connection) |
テスト接続では、Data Collector プロセスを開始して、ポリシーで指定された IP アドレスとクレデンシャルを使用してサブシステムへの接続を試みます。この検証プロセスは正常終了のメッセージか、特定の接続エラーのリストを返します。テスト接続では、エージェントサービスが実行中であることが必要です。いくつかの要因が検証要求の応答時間に影響するため、一部の要求には他の要求よりも時間がかかる場合があります。たとえば、サブシステムに接続する際に遅延が発生する場合があります。同様に、Data Collector で実行しているその他のスレッドの処理が原因で、応答の取得時に遅延が発生する場合があります。テスト接続では、ユーティリティ nb_monitor がインストールされているかどうかも確認します。 また、[管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]で利用可能な[実行 (Run)]機能を使用して、データの収集をテストすることもできます。このオンデマンドのデータ収集を実行すると、ドメイン、ホストグループ、URL、Data Collector ポリシー、データベース接続のチェックなど、個々のポリシーレベルでインストールの概要のチェックが開始されます。また、個々の精査とサーバーを選択して、収集の実行をテストすることもできます。 |