NetBackup IT Analytics Foundation ライセンスに含まれる内容と実装ガイド
- 第 I 部 Foundation ライセンス - 含まれる内容とインストール
- 第 II 部 Foundation ライセンスの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- タスク 3: Oracle アプリケーションバイナリのインストール (Windows)
- Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- インストーラベースの配備
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- 第 III 部 Data Collector ポリシーの構成とレポート
- Veritas NetBackup Appliance の構成
- Veritas Flex Appliance の構成
- NetBackup Data Collector ポリシーの構成
- Veritas Backup Exec の構成
- Cohesity DataProtect の構成
- 付録 A. Foundation ライセンス OOTB レポート
Data Collector を追加するための前提条件 (Veritas Backup Exec)
64 ビット OS。サポート対象のオペレーティングシステムについては、『認定構成ガイド』を参照してください。
NetBackup IT Analytics システムがベンダーのサブシステムからデータを収集するとき、収集プロセスは、名前と値のペアが米国英語であると想定します。またインストールは、ロケールが米国英語に設定されている管理者が実行する必要があります。サーバーの言語バージョンは、米国英語以外にも設定できます。
Amazon Corretto 17 をサポートしていること。Amazon Corretto は、無償ですぐに本番環境に適用できる、マルチプラットフォーム対応の OpenJDK (Open Java Development Kit) ディストリビューションです。
パフォーマンス上の理由により、NetBackup IT Analytics ポータルと同じサーバーに Data Collector をインストールしないでください。ただし、両方を同じサーバーにインストールする必要がある場合は、ポータルと Data Collector ソフトウェアが同じディレクトリに存在しないことを確認してください。
1 つのサーバー (または OS インスタンス) に Data Collector を 1 つだけインストールします。
ほとんどの Backup Manager システムでは、データ収集元のバックアップサーバーと同じタイムゾーンにあるサーバーに Data Collector をインストールします。Veritas NetBackup と IBM Spectrum Protect (TSM) の収集では、Data Collector サーバーとバックアップサーバーでタイムゾーンが異なる場合があります。
TCP ポート 1433 を使用します。BUE コレクタは最初にポート 1434 で UDP を介して接続し、利用可能な SQL Server インスタンスについての情報を取得してから、指定されたインスタンスに対して返されたポート番号に TCP 経由で接続します。デフォルトで、これは 1433 です。
データ収集接続に NTML v2 認証 (Windows 認証) が必要な環境では、USE_NTML_V2 という名前の詳細パラメータを作成し、値を Y に設定します。NetBackup IT Analytics のデフォルトは NTML v1 (データベース認証) である点に注意してください。Windows 認証は、Data Collector ポリシーに設定されている Backup Exec サーバーのクレデンシャルに Windows ドメイン名、ユーザー名、パスワードが含まれている場合に使用されます。Windows クレデンシャルがポリシーに含まれていない場合、接続はデフォルトでデータベース認証を使用します。
データ収集ポリシーによって使用される Backup Exec 管理者アカウントには、BEDB (Backup Exec データベース) の db_datareader のデータベースの役割のメンバーシップが必要です。
Backup Exec 15 のインストールによって報告される Backup Exec のバージョンが 14.2 である点に注意してください。