NetBackup IT Analytics Foundation ライセンスに含まれる内容と実装ガイド
- 第 I 部 Foundation ライセンス - 含まれる内容とインストール
- 第 II 部 Foundation ライセンスの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- タスク 3: Oracle アプリケーションバイナリのインストール (Windows)
- Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- インストーラベースの配備
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- 第 III 部 Data Collector ポリシーの構成とレポート
- Veritas NetBackup Appliance の構成
- Veritas Flex Appliance の構成
- NetBackup Data Collector ポリシーの構成
- Veritas Backup Exec の構成
- Cohesity DataProtect の構成
- 付録 A. Foundation ライセンス OOTB レポート
Backup Exec サーバー情報のインポート
データコレクタが Backup Exec サーバーを調査し、ポータルへの転送に必要な情報を取得するには、対応するアクセスパラメータとともに Backup Exec サーバーのリストをポータルデータベースにロードする必要があります。
CSV (カンマ区切り値) ファイルを作成し、データコレクタのインストール前ワークシートで指定したすべての Backup Exec データコレクタについて、カンマ区切りの行にオプションのドメイン名、必須のホスト名、オプションの IP アドレス、データベースインスタンス、管理者のユーザー名とパスワードを入力します。
IP アドレスフィールドを空のままにすると、データコレクタは null アドレスを検出し、ホスト名を使用して IP ルックアップを実行してから、Backup Exec SQL Server に接続します。
CSV ファイルの各行は次の形式になります。
WindowsdomainName,hostname,ip_address,dbInstance,adminUserName,adminPassword
CSV ファイルの例:
,server1,,,, ,server2,,,, ,server3,,,, ,server4,,,, windowsdomainname,myserver,10.0.0.67,scdb,Administrator,password
前述の例のファイルでは、ポータルにロードする 5 つの Backup Exec サーバーがあります。最初の 4 つのサーバーは、デフォルトのクレデンシャルを使用します。最後のサーバーは、このファイルで指定されているクレデンシャルを使用します。
メモ:
パスワードは、強力に暗号化された形式でポータルデータベースに格納され、使用する直前にデータコレクタアプリケーションに渡されたときにのみメモリ内で復号されます。
WindowsDomainName、adminUserName と adminPassword (オプション): デフォルトの Windows ドメイン名、ドメイン管理者のユーザー名と管理者パスワードを使用して Backup Exec サーバーに接続する必要がある場合は、この 3 つのパラメータの値を指定します。これらのデフォルト値は、CSV ファイルに一覧表示されているがフィールドの値がまだ入力されていない Backup Exec サーバーにのみ適用されます。
dbInstance (オプション): デフォルトの Backup Exec データベースとは異なるデータベースを使用する場合は、特定のデータベースインスタンスの名前を指定します。
[Veritas Backup Exec データコレクタポリシー (Veritas Backup Exec Data Collector Policy)]ウィンドウで、[インポート (Import)]をクリックし、[CSV のアップロード (Upload CSV)]ウィンドウにアクセスします。ここで、デフォルトのデータベースインスタンスと、サーバー構成の詳細を指定した CSV ファイルの名前を入力します。