NetBackup™ クラウドオブジェクトストア管理者ガイド
- 概要
- クラウドオブジェクトストア資産の管理
- クラウドオブジェクトストア資産の保護
- クラウドオブジェクトストア資産のリカバリ
- トラブルシューティング
ポリシー形式別の資産
次のセクションでは、Cloud-Object-Store ポリシー形式を介して、クラウドオブジェクトストア資産のマルウェアをスキャンする手順について説明します。
ポリシー形式でサポート対象の資産をスキャンするには、次の手順を実行します。
- 左側で[検出とレポート (Detection and reporting)]、[マルウェアの検出 (Malware detection)]の順にクリックします。
- [マルウェアの検出 (Malware detection)]ページで[マルウェアのスキャン (Scan for malware)]をクリックします。
- [検索条件 (Search by)]オプションで、[ポリシー形式別の資産 (Assets by policy type)]を選択します。
- [クライアント (Client)]または[資産 (Asset)]テーブルで、スキャンするクライアントまたは資産を選択します。
- [次へ (Next)]をクリックします。
前述の手順で選択したクライアントが複数のポリシー形式をサポートする場合、スキャンに単一のポリシー形式を選択できます。
- [開始日付 / 時刻 (Start date/time)]と[終了日付 / 時刻 (End date/time)]で、日時の範囲を確認または更新します。
スキャンは最大 100 個のイメージに対して開始されます。
- [スキャナホストプール (Scanner host pool)]で、適切なホストプール名を選択します。
- [現在の感染状態 (Current infection status)]リストから、次のいずれかを選択します。
未スキャン (Not scanned)
感染なし (Not infected)
マルウェアスキャンで検出された感染 (Infection detected by malware scan)
ファイルハッシュ検索で検出された感染 (Infection detected by file hash search)
すべて (All)
- [マルウェアのスキャン (Scan for malware)]をクリックします。
警告:
スキャンは 100 個までのイメージに制限されています。日付範囲を調整して再試行してください。
- スキャンが開始されると、[スキャンの状態 (Scan status)]が表示されます。状態フィールドは次のとおりです。
未スキャン (Not scanned)
感染なし (Not infected)
感染 (Infected)
失敗 (Failed)
メモ:
状態にカーソルを重ねると、スキャンが失敗した理由が表示されます。
検証で失敗したバックアップイメージは無視されます。マルウェアスキャンがサポートされるのは、サポート対象のポリシー形式で、インスタントアクセス機能を備えた、ストレージに格納されたバックアップイメージのみです。
保留中 (Pending)
処理中 (In progress)
マルウェアスキャンの状態について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。