Veritas™ 5350 Appliance 製品説明ガイド
- Veritas 5350 Appliance について
- Veritas 5U84 ストレージシェルフについて
- Veritas 5350 Appliance および 5U84 ストレージシェルフのケーブル
- 付録 A. 技術仕様、環境/プロトコル標準、および準拠規格
アプライアンスの利用可能なストレージオプション
Veritas 5350 Appliance 計算ノードには、データを格納する内部ディスク容量はありません。代わりに、5350 Appliance は、必須の Veritas 5U84 プライマリストレージシェルフをメインのデータストレージデバイスとして使用します。5U84 プライマリストレージシェルフは 5350 Appliance 計算ノードに接続し、RAID 6 ドライブセットを使用して格納データを保護します。
メモ:
RAID 6 は、ダブルパリティ RAID とも呼ばれます。これは、データを保護するために、各ディスクで 2 つのパリティストライプを使います。RAID 6 では、データが失われる前に、RAID ディスクアレイ内の 2 つのハードディスク障害が許容されます。
追加のデータストレージ領域が必要な場合は、既存の 5U84 プライマリストレージシェルフに最大 3 台のオプションの Veritas 5U84 拡張ストレージシェルフを接続できます。5U84 拡張ストレージシェルフは、SAS-3 データケーブルを使用して 5U84 プライマリストレージシェルフに接続します。シェルフを接続すると、5U84 拡張ストレージシェルフのディスクドライブの格納データが 5U84 プライマリストレージシェルフが制御する RAID 6 セットを使用して保護されます。
メモ:
ストレージシェルフ内で、4 TB と 8 TB のディスクドライブを混在させることはできません。
表: NetBackup 5350 Appliance 5U84 ストレージシェルフのディスクドライブ容量別の利用可能なストレージ容量
利用可能なストレージ容量 (4 TB ドライブ) |
利用可能なストレージ容量 (8 TB ドライブ) |
---|---|
120 TiB (132 TB) |
240 TiB (264 TB) |
240 TiB (264 TB) |
480 TiB (528 TB) |
360 TiB (396 TB) |
720 TiB (792 TB) |
480 TiB (528 TB) |
960 TiB* ** (1,056 TB) |
600 TiB (660 TB) |
1,200 TiB* ** (1,320 TB) |
720 TiB (792 TB) |
1,440 TiB* ** (1,583 TB) |
840 TiB (924 TB) |
1,680 TiB* ** (1,847 TB) |
960 TiB* ** (1,056 TB) |
1,920 TiB* ** (2,111 TB) |
* NetBackup 5350 Appliance ソフトウェアバージョン 3.1.1 は、利用可能な MSDP ストレージ容量として最大で 960 TiB (1,056 TB) までサポートします。すべての MSDP プールの合計が 960 TB 以上になるすべてのストレージ構成では、メモリ容量を 1,536 GB にアップグレードすることを強くお勧めします。 *** 更新された MSDP 暗号化標準によってリソース要件が増加したため、NetBackup Appliance ソフトウェアバージョン 3.1 以降を使用するストレージシェルフ構成では、メモリ容量を 1.5 TB にアップグレードすることを強くお勧めします。 |
環境で必要なストレージ容量に合わせてハードウェア構成を決めるには、ベリタスの営業担当者またはパートナー営業担当者にお問い合わせください。