NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- パッチリリース
- 新機能
- ポータルの Data Collector 管理の最適化
- 新しいアラート - 残りのクリーニング回数ゼロ (Zero Cleaning Left)
- ポータルからライセンスを削除するためのプロビジョニング
- ［NetBackup イベント監視 (NetBackup Event Monitor)］精査をサービス状態を収集するように強化
- 暗号化された秘密鍵を使用するための Data Collector
- ジョブダッシュボード
- 生成を必要としないレポートのエクスポートまたは電子メール送信 (パッチ 11.4.04)
- SSH を使用した集中型の Windows データ収集
- オンプレミスの NetBackup に接続された Veritas Flex Appliance からのデータの収集
- 重複したホストの検索と結合の改善
- ホスト照合識別子
- Commvault ホスト名と表示名のスワップを防ぐための新しいシステム構成
- ExaGrid のバックアップ用階層型バックアップストレージ (パッチ 11.4.07 および 11.5.01)
- レポートテンプレートとダッシュボードテンプレートの電子メールとエクスポートのスケジュール設定 (パッチ 11.5.01)
- Cohesity DataProtect からのデータ収集を Foundation ライセンスに追加 (パッチ 11.5.02)
- ホスト更新の監査証跡フレームワーク
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題と最適化
重複したホストの検索と結合の改善
新しい［重複したホストの分析 (Duplicate Host Analysis)］レポートが導入されたことで、重複したホストを簡単に検索できるようになりました。このレポートをエクスポートして、ホストの結合スクリプトの入力として使用することで、環境内の重複したホストを削減することができます。
このレポートは、環境内の重複したホストを検出するために導入されました。重複したホストを検出してマージすることは高度なプロセスであるため、デフォルトでは、このレポートはスーパーユーザーまたはシステム管理者にのみ表示されます。他の管理者やユーザーは、アクセス権限を有効にすることで、レポートにアクセスできるようになります。特定のホストグループからの重複したホストを減らすには、レポートスコープセレクタを使用して、ホストグループ固有のレポートを生成します。レポートが生成されたら、レポートを CSV 形式でエクスポートし、重複したホストの結合スクリプトの入力として使用できます。
このレポートには、［レポート (Reports)］、［システム管理 (System Administration)］、［重複したホストの分析 (Duplicate Host Analysis)］の順に選択するとアクセスできます。詳細については、『NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド』の「重複したホストの分析」セクションを参照してください。
host_merge.sql スクリプトは、環境内の重複したホストを結合するために導入されました。ホストの結合プロセスは取り消すことができないため、バックアップソリューションに関する包括的な知識を持つ管理者が行う必要があります。このスクリプトは、［重複したホストの分析 (Duplicate Host Analysis)］レポートの CSV エクスポートを使用して、重複したホストを識別して結合します。スクリプト内の事前チェックによって、ホストの結合がエラーなしで実行されることが確認されます。
重複したホストを結合する手順については、『NetBackup IT Analytics 管理者ガイド』の「重複したホストの結合」セクションを参照してください。