NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- パッチリリース
- 新機能
- ポータルの Data Collector 管理の最適化
- 新しいアラート - 残りのクリーニング回数ゼロ (Zero Cleaning Left)
- ポータルからライセンスを削除するためのプロビジョニング
- [NetBackup イベント監視 (NetBackup Event Monitor)]精査をサービス状態を収集するように強化
- 暗号化された秘密鍵を使用するための Data Collector
- ジョブダッシュボード
- 生成を必要としないレポートのエクスポートまたは電子メール送信 (パッチ 11.4.04)
- SSH を使用した集中型の Windows データ収集
- オンプレミスの NetBackup に接続された Veritas Flex Appliance からのデータの収集
- 重複したホストの検索と結合の改善
- ホスト照合識別子
- Commvault ホスト名と表示名のスワップを防ぐための新しいシステム構成
- ExaGrid のバックアップ用階層型バックアップストレージ (パッチ 11.4.07 および 11.5.01)
- レポートテンプレートとダッシュボードテンプレートの電子メールとエクスポートのスケジュール設定 (パッチ 11.5.01)
- Cohesity DataProtect からのデータ収集を Foundation ライセンスに追加 (パッチ 11.5.02)
- ホスト更新の監査証跡フレームワーク
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題と最適化
ポータルインストールのメモリ要件
新規ポータルインストールの場合、最小サーバーメモリ要件は 32 GB です。Oracle Database には、最低 24 GB のメモリが必要です。ポータルサーバーで十分なメモリリソースが利用できない場合、ポータルのインストールは失敗します。
ポータルインストールソフトウェアは、次のリソースをチェックします。
物理メモリの合計 (物理 + 仮想) は 24 GB を超える必要があります。これを超えていないと、Oracle は起動に失敗します。ポータルサーバーに物理メモリを追加します。[Windows と Linux OS]
Windows の仮想メモリは 24 GB 以上である必要があります。これより少ないと、Oracle は起動に失敗します。必要に応じて仮想メモリのサイズを増やします (Windows キーを押し、[システム]、[システムの詳細設定]、[詳細設定]タブ、[設定]、[詳細設定]タブ、[変更]の順にクリック)。[Windows のみ]
一時ファイルシステム (tmpfs) メモリの合計は、24 GB 以上である必要があります。これより少ないと、Oracle は起動に失敗します。通常は /etc/fstab にある tmpfs のサイズを増やします。[Linux OS のみ]
共有メモリ (kernel.shmmax パラメータ) は 12 GB 以上である必要があります。これより少ないと、Oracle は起動に失敗します。通常 /etc/sysctl.conf で shmmax パラメータの値を増やします。shmmax パラメータの値を増やした後で、sysctl -p を実行します。[Linux OS のみ]
16 GB 以上のスワップ領域を作成する必要があります。[Linux OS のみ]
ポータルのインストールとアップグレードの手順については、それぞれの『NetBackup IT Analytics インストールとアップグレードガイド』で、次のセクションを参照してください。
Windows: 「Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール」と「Windows での NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード」
Linux: 「Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール」と「Linux での NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード」