クラウド向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド
- アマゾンウェブサービス (AWS) のインストール前の設定
- Google Cloud Platform のインストール前の設定
- OpenStack Ceilometer のインストール前の設定
- OpenStack Swift のインストール前の設定
- Microsoft Azure のインストール前の設定
- Microsoft Azure のインストール前の設定
- Microsoft Azure データ収集用のクレデンシャルの設定
- Windows コンピュータへの Azure PowerShell クライアントのインストール
- テナント ID とサブスクリプション ID の検索
- データコレクタ用の新しいアプリケーションの登録
- プリンシパルの作成およびアプリケーションに対する役割の割り当て
- Data Collector を追加するための前提条件 (Microsoft Azure)
- インストールの概要 (Microsoft Azure)
- Microsoft Azure Data Collector ポリシーの追加
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- はじめに
- WMI プロキシサービスのインストール (Windows ホストリソースのみ)
- WMI 接続のテスト
- Windows での Data Collector ソフトウェアのインストール
- Linux での Data Collector ソフトウェアのインストール
- ネイティブな Kubernetes 環境での Data Collector の配備
- Veritas NetBackup 用 Data Collector の手動構成
- Windows への Data Collector バイナリのインストール (構成なし)
- Linux ホストへの Data Collector バイナリのインストール (構成なし)
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- 付録 A. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
コスト配分タグの選択
アマゾンウェブサービス (AWS) データコレクタは、コストレポートと使用状況レポート (CUR) のみをサポートしています。
請求レポート用の S3 バケットが作成されたら、レポート名とレポート接頭辞を構成します。
CUR では、次の Amazon S3 組織と命名規則を使用します。
Report-prefix: レポートに割り当てる接頭辞。
Report-name: レポートに割り当てる名前。
yyyymmdd-yyyymmdd: レポートの対象となる日付の範囲。レポートは日付範囲の最後に確定されます。
assemblyId: レポートが更新されるたびに AWS が作成する ID。
file-number: 更新に大きなファイルが含まれる場合、AWS によって複数のファイルに分割される場合があります。file-number によって、更新内のさまざまなファイルが追跡されます。
CSV: レポートのファイル形式。
ZIP / GZ: レポートファイルに適用される圧縮の種類。
AWS リソースに割り当てられているコスト割り当てタグを選択して、請求レポートに表示され、さらにデータコレクタによって収集されるようにします。タグはユーザーが定義します。また、タグにより、請求およびレポート用のグループ化や合計の計算が可能になります。
ユーザー定義のタグは、EC2 と S3 のリソースの収集に使用されます。これらのタグは、EC2 インスタンスと S3 バケットの合計コストに関するコスト配分レポートに必要です。
メモ:
アマゾンウェブサービスは、レポートを 1 日 1 回以上生成し、その月の間、追加のレポートを毎日生成します。したがって、NetBackup IT Analytics データコレクタが収集する S3 バケットに請求レコードファイルが表示されるまで、最大 24 時間かかることがあります。
AWS IAM ユーザーを作成します。
AWS IAM ユーザーの作成を参照してください。