Virtualization Manager 向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド
英語以外のシステムに Data Collector をインストールする場合の注意事項
このセクションでは、英語以外の Windows または Linux ホストで NetBackup IT Analytics Data Collector をインストールする場合の前提条件について説明します。英語以外では、次のロケールで Data Collector のインストールがサポートされています (Data Collector ホストシステムのロケールがこれらの言語のいずれかに設定されている場合)。
簡体字中国語
フランス語
韓国語
日本語
上記のいずれかをシステムロケールとして設定すると、インストールの進行状況と応答が、指定したロケールで表示されます。システムロケールが、サポート対象外の他のロケールに設定されている場合、インストールの進行状況と応答は英語で表示されます。
OS 固有の要件を次に示します。
英語以外の Linux ホストの場合:
Data Collector が 製品からのみ収集する場合は、サポート対象となっている英語以外のロケールのいずれかをユーザーロケールにできます。
以外の製品からの収集に Data Collector が使用される場合、ユーザーロケールは英語でなければなりません。
サポートされているいずれかのロケールで Data Collector をインストールするには、ホスト OS が多言語に対応しているかどうかを確認してから、希望するインストール用ロケールを追加します。次の手順では、サポート対象言語のいずれかをシステムロケールとして設定します。
サポート対象言語の 1 つを Data Collector のインストールのシステムロケールとして設定するには、次に示すように優先する言語を設定します。
- 現在の言語を確認します。
#locale
- システムに多言語が設定されているかどうかを確認します。
#locale -a
- システムロケールをサポート対象言語の 1 つに変更するには、コマンド #vi /etc/profile を実行し、優先する言語に応じて次のようにファイルの最後に追加します。
簡体字中国語を追加するには
export LANG=zh_CN.utf8 export LC_ALL=zh_CN.utf8
フランス語を追加するには
export LANG=fr_FR.utf8 export LC_ALL=fr_FR.utf8
韓国語を追加するには
export LANG=ko_KR.utf8 export LC_ALL=ko_KR.utf8
日本語を追加するには
export LANG=ja_JP.utf8 export LC_ALL=ja_JP.utf8
- ホストを再起動して、希望するシステムロケールを Data Collector のインストール用に設定します。
システムロケールの設定が完了したら、適切なユーザーロケールで Data Collector のインストールに進みます。
Linux での Data Collector ソフトウェアのインストールを参照してください。
は、Data Collector を英語以外の Windows ホスト ( 製品または 以外の製品用) にインストールするときに、ユーザーロケールを英語に設定することをお勧めします。
Data Collector のインストール前にユーザーロケールとシステムロケールを確認するには、PowerShell Windows から get-culture コマンドと get-winsystemlocale コマンドをそれぞれ実行します。これにより、Data Collector のインストール用に設定するユーザーロケールを決定できます。
サポート対象のロケールのいずれかで Data Collector インストーラを実行する必要がある場合は、Windows OS が簡体字中国語、フランス語、韓国語、日本語のいずれかでインストールされていることを確認します。英語版の Windows OS を言語パック付きでインストールしてからロケールを変更することは避けてください。Data Collector のインストーラは、Windows の言語設定からロケールを検出し、対応するロケールでインストーラを起動します。Windows の時刻と言語が、簡体字中国語、フランス語、韓国語、または日本語以外の言語に設定されている場合、インストーラは英語で起動されます。
Windows での Data Collector ソフトウェアのインストールを参照してください。