Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Solaris

BE アップグレードを完了するには

1. 代替ブート環境をアクティブ化します。

   # beadm activate altroot.7.3

2. すべてのノードでアプリケーションと VCS を停止します。

   # hastop -all

3. クラスタ内のすべてのノードを再起動します。ノードを再起動すると、代替ディスクの BE がアクティブになります。

   メモ:

   システムを再起動するときに reboot、halt、uadmin コマンドを使わないでください。代替 BE を使ってシステムをブートできるようにするには、init または shutdown コマンドを使います。

   # shutdown -g0 -y -i6

4. 代替 BE がアクティブになると、BE を切り替えられるようになります。ルートディスクがカプセル化されている場合は、BE を手動で切り替える手順を参照してください。

5. アップグレード後に、ディスクグループのアップグレードなどの必須のアップグレード後タスクを実行します。
6. オブジェクトが回復され、（必要に応じて）ディスクグループバージョンがアップグレードされた後に、vvr_upgrade_lu_finish スクリプトを実行します。
7. VCS または SFHA を使っている CP サーバーシステムをこのバージョンにアップグレードする場合は、すべてのアプリケーションクラスタをこのバージョンにアップグレードしたことを確認します。それから、CP サーバーシステムで VCS または SFHA をアップグレードしてください。

   CP サーバーシステムで VCS または SFHA をアップグレードする手順については、VCS または SFHA のインストールガイドを参照してください。