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Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Solaris

Last Published: 2018-01-17

Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)

Oracle ユーザーとグループの手動による作成

Oracle RAC バージョンに応じて、必要な Oracle グループとユーザーを作成します。必ず、各システムでユーザーに同じグループ ID、ユーザー ID、ホームディレクトリを割り当てます。

メモ:

ユーザーとグループを作成するときは、必ず使用中ではないユーザーおよびグループ ID を指定してください。

各システムでオペレーティングシステムの Oracle ユーザーとグループを作成するには

各システムでプライマリグループとセカンダリグループを作成します。
プライマリグループ
```
# groupadd -g grp_idgrp_name
```
セカンダリグループ
```
# groupadd -g grp_id_secgrp_name_sec
```
各システムで Oracle ユーザーとユーザーのホームディレクトリを作成します。
```
# useradd -g grp_name -u user_id \
-G grp_name_sec -m -d user_homeuser_name
```
Oracle RAC 11g リリース 2 以降のバージョンの場合: 手順を繰り返して、グリッドユーザーを作成します。
各ノードで Oracle ユーザーのパスワードを作成します。
```
# passwd oracle
```
Oracle RAC 11g リリース 2 以降のバージョンの場合は、各ノードにグリッドユーザー用のパスワードを作成します。
```
# passwd grid
```
Oracle RAC のバイナリをインストールするために、Oracle またはグリッドのユーザーとしてパスワードが不要な SSH を設定します。
手順については、このマニュアルの付録「セキュアシェルまたはリモートシェルの通信用の設定」を参照してください。