Veritas Appliance 管理ガイド
アプライアンス管理コンソールについて
アプライアンス管理コンソールは、1 つのペインから複数の NetBackup アプライアンスを一元管理できる、Web ベースのグラフィカルユーザーインターフェースです。NetBackup アプライアンスを全社規模で監視および管理できます。このコンソールでは、複数のアプライアンスに対して EEB (Emergency Engineering Binary) ファイルを同時にアップグレードおよびインストールすることができます。
メモ:
ソフトウェアバージョン 2.7.3 と 3.0 を使用するアプライアンスでは、アプライアンス管理コンソールを使用したアップグレードもサポートされます。アプライアンス管理コンソールからバージョン 2.7.3 または 3.0 のアプライアンスをアップグレードするには、最初にこれらのアプライアンスで特定の EEB を適用する必要があります。詳しくは、このリンクを確認してください。
管理インターフェースを使用すれば、特に環境内に複数のアプライアンスがある場合に、時間と費用を節約することができます。アップグレードまたは EEB をインストールするために個々のアプライアンスにログオンする必要はありません。管理対象アプライアンスは、1 つのネットワークに存在することも、分離されたネットワークに存在することもでき、どちらも 1 つの管理ネットワークから確認できます。
3.1 以降では、2 つの Web ベースのグラフィカルユーザーインターフェースが NetBackup アプライアンスで利用できます。必要条件に基づいて、次のいずれかの方法を選択できます。
NetBackup Appliance Web コンソール
個々のアプライアンスの管理および構成に関連する NetBackup Appliance Web コンソールです。
アプライアンス管理コンソール
アプライアンスを AMS として構成すると、特定のアプライアンスのアプライアンス管理コンソールにアクセスできます。アプライアンス管理コンソールは、複数の NetBackup アプライアンスの EEB をアップグレードまたはインストールする場合に使用できる管理インターフェースです。
アプライアンス管理コンソールの機能を次に示します。
管理対象サーバーを [ホーム (Home)] ページに表示します。
同じバージョンの複数のアプライアンスをアップグレードします。
アプライアンス管理コンソールからバージョン 2.7.3 または 3.0 のアプライアンスをアップグレードする場合は、最初にこれらのアプライアンスで特定の EEB を適用する必要があります。詳しくは、このリンクを確認してください。
同じバージョンの複数のアプライアンスに EEB を適用します。複数のアプライアンスには、1 度に 1 つの EEB のみが適用されます。
現在実行されているすべてのインストールまたはアップグレードをアクティビティモニターから確認します。[監視 (Monitor)] > [イベント (Events)]で、アプライアンス管理サーバーのイベントを確認することもできます。
メモ:
インストールまたはアップグレードは、アクティビティモニターから確認できるように、アプライアンス管理コンソールから開始する必要があります。
任意のページで右上隅にある「?」をクリックすると、『アプライアンスの管理ガイド』を参照できます。